CX-30の3Dプリンター・自作・リアルカーボン加工・センターキャップ・MAZDA SPIRIT RACINGに関するカスタム事例
2024年03月02日 08時26分
ホイールのセンターキャップを自作しました。
製作工程をダラダラと載せておきます。
ロゴはMAZDA SPIRIT RACINGです。
自作に興味があれば読んでみてください😊
まずはパソコンで3Dデータを作成します。
Blenderというフリーソフトを使用しています。
慣れてくればこの程度のデータなら5時間ほどで作成できると思います。
ちなみに私は初心者に毛が生えたみたいなもんで、3Dデータ作成は40歳を越えてから覚えだしました。
もう頭がカチカチなんで基礎を覚えるのにも苦労しました笑
そしてこれだけの量を3Dプリント、印刷するのに合計22時間ほどかかります。
しかも軽々と印刷ミスするし😅
印刷した丸いプレートをリアルカーボン加工します。
またまた大好き綾織カーボンです。
ええワンパターンです笑
リアルカーボン加工したプレート。
作成時間8時間ぐらい?ほとんど硬化待ちの時間です。
実際の作業時間は1時間ぐらいです。
裏側から配置のピンが刺さる穴。
リアルカーボン加工した際、樹脂で埋まってしまうので、背面から穴あけ加工。
ドリルは3サイズぐらいでジワジワ穴を拡張していきます。理由はいきなり太い径のドリルで負荷をかけると、穴の周りの樹脂まで割れてしまいますから。
カーボンプレート以外の他のパーツはエアブラシを使いラッカー塗料で塗装しました。一番大きなベースは黒色。
赤い部分はキャンディレッド、他のパーツはキャンディダークブルー。
最後に2液ウレタンクリアーでコーティングしました。
わざわざウレタンクリアーにした理由はこのあとエポキシ樹脂に触れるため、強い皮膜と柔軟性が必要と感じた為です。
いよいよ2液レジン、エポキシ樹脂を投入します。
カーボンのプレートが艶消しになっていますがコーティングすると艶が復活します。
A液とB液を50:50で混ぜます。
完全硬化に25℃で40時間ほど要するのがせっかちな私には辛い笑
硬化不良をおこさせないためにAとB液を混ぜまくるので気泡だらけになります。
昔はこの気泡の抜けが悪いものがあったりで苦労しました。
今はどれを購入しても品質が安定しています。
気泡対策として、奥の丸い釜、ご飯やパンを真空で長持ちさせる、とかうたっている釜で、まずは大きな気泡を抜きます。
実際、負圧にはなりますが真空にはなりません笑
そのあと細かい気泡はヒートガンで焙って飛ばします。
それから2日待って出来上がったのがこちらです。
一切気泡は見られません。
でも、、、
これで完成?とはならないのが残念。
左下を見てもらえばわかりますが光が歪んでいます。
下にあるパーツの影響ですね。
わずかではありますが、この歪みを取るか取らないかでクオリティに大きな差となるため、この歪みを取ります。
結局削るんです涙
当て板を使って平面に気を付けながら😢
サークルカッターを使っても真円にマスキングテープを切るのが本当に難しい。
レーザーカッターがもっと安くなれば欲しいわー
今回一番イライラしたかも。
しかも二枚重ね貼り笑
全体を1000番で足付けしてラッカーで再塗装。
ここから2液ウレタンクリアーで閉じてから、磨いて完成となります。
クリアー後の磨きを終え、
ついに完成しました!
んが、そう最後の最後でゴミになってしまいました。
最終、ウレタンクリアーの乾燥時に60℃で4時間近く乾燥させてしまいました。寝落ちしてしまいまして、、、、
40℃で二日ぐらい温めていても問題なかったのになぁー😢
結果として、マークの部品も端が極端に色が濃くなっているし、所々剥離してるし、、、
端の色が濃くなったというよりパーツが変形して見え方が変わった?
とにかく、エポキシ樹脂が動いてしまったように感じます。
私は完成までの工程で強制乾燥する際、何度か高めの温度をかけます。
車の部品って温度変化が激しく過酷な環境なので、完成したと思っても後日になって痩せたり膨れたりしますから。
うーん
とにかく結果は大失敗。
費用はタダの感覚ですが、一週間コツコツ重ねた作業が、、、泣きたい。
失敗するのもDIYの醍醐味、貴重な経験ですが今回の失敗はしばらく引きずりそうです。はぁ、、、😵