ロードスターの車高調・バネレート・乗り心地・ハンドリング・純正サスに関するカスタム事例
2023年11月05日 00時04分
神奈川でNCロードスターに乗ってます。 ロードスターが好きで、NA8→NB8→NCと乗り継いできました。 まだフルノーマルですが、少しづつ走れる仕様にしていきたいです。 なるべくお金を掛けずに、 ナンバー付きで毎日乗れて、通勤〜サーキットまで気持ちよく走れるクルマを目指したいです。 色んなロードスターのチューニングを見て 参考にしたいです。 【今の仕様】 ホイールAVS その他ノーマル
NCの車高調の仕様を考えてみようと思います。
まずクルマのコンセプトは、「通勤快速ごくたまにサーキット仕様」
用途は、毎日通勤(山道)、週末はドライブ、たまにミニサーキットでタイムアタックとスプリントレース。
毎日街乗りするから乗り心地は無視できない、ワインディングも楽しく流したい、たまにサーキット走った時にも気持ちよく走りたい。
"街乗り快適、ワインディング楽しい、サーキットも意外と走れる"みたいな仕様を目指したいなと思います。
だけど、言うは易し行うは難し…
街乗りでの快適性とサーキットでの走りの両立って、まぁ難しいですよね。
次に、現状の純正サス(たぶん抜けてる)の不満点を考えてみます。
⚫︎乗り心地が悪い、バネ上は常にゴツゴツヒョコヒョコ、バネ下ばバタつきが抑えられない。
⚫︎操舵感が曖昧でゴムを捻ってる様な感触。
⚫︎限界域でアンダーステアが強い、フロントタイヤばかり苛めてリアタイヤが余ってる。
⚫︎サーキットでロールがめちゃ大きい。立ち上がり
でハンドル戻しても外輪の荷重が戻ってこない。
これらを改善したいと思います。
次にバネレートを考えていきます。
バウンス共振、前後ロール剛性配分、ロール角を見て決めようと思います。
ちなみに、バウンス共振周波数の目安は下記らしいです。
乗り心地重視のラグジュアリー:1.0~1.5Hz
峠道などワインディングの公道走り屋仕様:1.5~2.2Hz
ハイグリップラジアルからSタイヤまでの走行会仕様:2.2~2.7Hz
スリックタイヤのレーシングカー:3.0Hz~
引用元↓
https://seiken.site/求めるステージからバネレートを自動計算する/
あまり固め過ぎると乗り心地がヤバくなるので、
ギリギリサーキット走行にも対応出来そうで、街乗りでも耐えられそうな硬さで、前後バランスはノーマルを踏襲しつつ…
FR 2.2Hz RR 2.4Hzあたりを狙ってみようかなと思います。
純正サスは限界域でアンダーが強いので、ニュートラルステア方向に振るために前後ロール剛性配分はリア固めに振ってみます。
ロール剛性配分FR51% RR49%←(純正FR56% RR44%)
ロール角もノーマルに対して大幅に減らしたい
1G旋回時に1.25deg ←(純正4.4deg)
そんな感じで考えると、自分の用途では
バネレートはFR11kg/mm RR8kg/mm (ホイール端FR5.1kg/mm RR5.8kg/mm)あたりで丁度良いかも?と想像します。
次は減衰力の仕様を考えてみます。