カプチーノのトヨシマクラフト・FRPルーフに関するカスタム事例

今日は朝から屋根を外して･･･

と言ってもオープンドライブしようというわけではありません。
昨日届いたトヨシマクラフトの取り付け準備を始めます。

純正屋根をばらしていきます。
まずは横のゴム部分。

ビス止めされてるんですね、しらなんだ･･･

リアは樹脂のピン？なのね。

外してみると、前後ともこの近辺のみシール材が追加されてるようでしたが･･･

比較的簡単にゴムは外れました。

むむむ？

金属のレール？がリベット止めされてます。
ゴムはこのレールにはめ込むように固定されていたわけでして･･･
このレールをFRPで再現するのはかなり難しいはずです。

ということで、トヨシマクラフトのFRP屋根を確認してみした。

なるほど、丁寧に穴が空いてました。
見た感じ、リベット止めではなくビス止め用に小さな穴になってます。

一応書いておくと、説明書らしいものはありません。
見れば解る･･･ってことですね。

ということで、ドリルで･･･
4mmで丁度良いようです。

レール取れました。

しかしコレ、リベットの残りが屋根の中でコロコロと･･･
作業方法悪かったかな？
まあいざとなったら、屋根の中に塗料かノリでも吹いて残りカスを固定してしまえばいいかな。

再利用時はまたいろいろ考える必要がありそうです。

丁度4mmのステンレスビスがあったので使ってみたら丁度良い感じ。
そして穴位置もぴったり。

FRP製品って一般的には穴は型から外した後に開けるので、精度が悪いことが多いのですが、この屋根は完璧です。
型にしっかりした印があるのか、別にガイドがあるか･･･

トヨシマクラフト、かなり真面目なモノ作りしてます。
素晴らしい･･･

余談かも？
自分がOCに参加する気がない理由の1つが真面目なモノ作りしてる店が参加しなくなったというのがあります。
その中の1つがトヨシマクラフトさんです。
ついでに書くと、デザートイーグル、モンスターも今は参加してませんよね。
昔はホント濃厚でした･･･

そしてレールにゴムを押し込んで･･･

母屋内で作業してて程よい工具が無かったのでオルファのカッターで･･･
でもなかなか丁度良かったです。

あと、こんなものが付属してました。
モール･･･何故かメッキ仕様。

ゴムとガラスの隙間ができにくくするためにここに仕込みます。

コレについてのみ、メモ程度の説明が付属してました。

なるほど、コレは見ただけでは判断しにくいですからね。

ということで、左右のゴム取り付け完了です。

ここまでで2時間くらい？
状況確認しながらなので悪くない進み具合かと。

ゴム前後のシールは現時点では行ってません。
これは今後の様子見つつで。

ここまで来たら、屋外作業。

純正屋根を全て外して、FRP屋根置いて･･･

全体的形状も精度高そうです。
多分型がしっかり作られているものと思います。

型自体が歪んでしまい、新品でも歪んでるFRP製品ってかなりあります。
型が歪まないようにリブ入れたりカーボン使ったりとか、すごく重要でコストもかかります。
ホント良い仕事してます。

固定金具を移植していきます。

この金具、場所によって違ったりしない？
とか思ったので、同じ位置に移植していきます。

が、なんかスペーサー入ってるよ？
しかも2枚も。

確認すると
真ん中　前2 後0
左右　前2 後1

このスペーサーの入り方と、スズキによくありそうな手法から勝手に予想･･･

カプチーノ開発の最終段階で微妙に屋根の位置が悪く、でもプレスの金型はすでにOK出した後･･･
なら安価で作れるスペーサーで誤魔化そう！
スズキなら普通にありそうです。

予想通りなら、スペーサーは位置と枚数合わせるのが良さそうです。

ということで全ての金型とスペーサーを、同じ位置に移植完了！
作業時間は30分くらい？

コレで屋根の入れ替え完了です。

隙間もありません。
メッキモールが効いてそうです。

ただ、ここに隙間が･･･

ここ、純正屋根の左右が真ん中より低かったため、ゴムが凹んだ状態でクセが付いてます。
この奥にメインのパッキンがありますが、そちらの負荷が増えそうです。
とりあえずは様子見かな？

ただ、ここは加工予定部分なので、最終的には心配不要･･･多分･･･

とりあえず無事？につきました。
トヨシマクラフト、ホント出来がイイ･･･

加工予定ではありますが、加工開始はまだ先かな？
9月に入っても真夏日が続いてますのでいつから始めるか･･･
気分次第？
なんか昔の秋が夏になってしまった感じです。