かずさんが投稿したカスタム事例
2023年04月05日 00時58分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
バイト先のお客の18系クラウンですがアイドル回転が低くDに入れてもクリープがおきないと言うことで現車をよく確認、お客とよく相談せずにスロットルボディーを中古で引っ張ったらしく交換作業をします。
エンジンのトップカバーを外してサクサクとスロットルボディーを外していきます。
外したついでにスロットルボディーのパッキンは再使用するので網の部分を綺麗にしておきます。
中古のスロットルボディーをいつものエンジンチューンアップで綺麗にしておきます。
キャブクリーナ等よりカーボンを落としやすく作業も早いです。
中古のスロットルボディーを洗浄した後の写真です。
クラウンのスロットルボディーにはISCバルブが無い為バタフライバルブしかなく大元の吸気量はここで決まります。
バタフライバルブとスロットルボディーに隙間があるのでこの隙間がアイドル回転の吸気量を決めます。
これが取り外したスロットルボディーです。
バタフライバルブの隙間は一応ありますが殆んどカーボンで埋っています😓
取り外したスロットルボディーのインマニ側です。
カーボンで真っ黒です。
バタフライバルブを開くとこんな感じです。
これだけカーボンが溜まると吸気量が少なくなりアイドル回転が低くなり最悪アイドルしません。
これが洗浄後のスロットルボディーのバタフライバルブ。
これがバタフライバルブを開いた状態。虫食いみたいな所もありますが指で触っても虫食いにはなっていないので指で触ってツルツルに感じる位磨いておきました。
スロットルボディーを取り付けます。
残りの外したパーツを取り付けていきます。
取り付けを確認して問題なければエンジンをかけるのですがこのままかけるとアイドル回転が2000回転近くまで上がりハンチングするのでリセット作業をさします。
リセットはバッテリーのターミナルを外してもいいのですがパワーウインドー等の再設定等もしないといけないのでヒューズを抜きます。
ETCSとEFIのヒューズを抜いて五分以上放置しヒューズを入れます。
エンジンをかけるとリセットがかかりアイドル回転が2000回転近くまで上がりますがそのまま放置するとだ段々下がっていき最後には1000回転前後まで落ちてアイドルします。
各場所、アイドル回転も問題なければトップカバーを取り付けて作業終了です。
スロットルボディーを交換しなくても清掃するだけで治るのが殆んどなのとガソリン、ディーゼルエンジン車は必ずなると言っても過言ではないので距離を乗っている車や年数が経っている車はしてみるといいかと思います。