セリカのDIY・クーリング系電装修理に関するカスタム事例
2018年09月08日 20時39分
先先週からインタークーラーのヒューズが飛び、交換してもすぐ飛ぶのでもうインタークーラーポンプのモータそのものが駄目なのかと思ってました。年末にポンプのベアリング交換の投稿してからずっと問題なかったんですがいよいよかと。もう新品入手不可だし修理手配面倒だな、レアーショートでコイル巻き直しが必要かなと。
しかも今年の猛暑ではちょっと渋滞するとすぐ冷却水温度が100度超えるし、ちょっとエンジン掛けながらナビ設定なんてしたら110度超えてクーラント吹いたりしてたので、流石にそろそろヤバいかなと思ってました。年末に冷却水ホースを纏めて交換したと書きましたが、交換に至る前にホースが破れてオーバーヒートしたので、ガスケット抜けたかなとか。エンジン降ろすの億劫だなと。ガスケット抜けるとオーバーヒート癖が付くんです。
でも実際にはもっと単純というか全然思いもよらない所でした。インタークーラーポンプ回路のヒューズやリレーの端子をテスターで追いかけて、ポンプモータコイルの抵抗値じゃなく別のどこかがショートしてることが分かりました。じゃあこのヒューズにぶら下がる負荷は何なのと追いかけたら、ラジエータのクーリングファンモータでした。ファンを調べたら、焼き付いてるのか全然回らないし、コイルの抵抗値もほぼショート状態でした。実は十年以上前にラジエータを純正の銅2層からコーヨーのアルミ3層に変えたんですが、そしたらラジエータが厚すぎて件のクーリングファンモータがターボのタービンに当たって入らない。そこで遮熱板をアルミで作り直して無理矢理入れたんですが、やはり熱的にはヤバかったんですねぇ… 今年の酷暑でファンが片肺ならオーバーヒートも当然ですわ。
このファンモータのハーネスを外したらインタークーラーポンプは正常動作しました。BMW M2程じゃないけど2速全開フルブースト1.2bar掛けてグイッとくる加速が戻ってきました。そろそろ涼しいしファンはあと1個あるからまぁ来春までに直せばいいか。