VクラスのATF交換・722.6ミッション・ベンツ5速AT・W639・722.6に関するカスタム事例
2023年05月28日 16時24分
なんでもガンガン積めるこの頼もしさは、まるでハイエース。 でも、フロントにはスリーポインテッドスターのエンブレム。エンジンは、当時のSクラスなどにも搭載されていたM272エンジン。パワーは十分で、このギャップが好きです。燃費は仕方ないですね‥。 毎日の通勤やレジャーに大活躍しています!
以前の予習をふまえて、ATF交換を決行🔧
後期2011年式12万7千キロ走行です。
前回のATF交換から3万1千キロ走行。少し早い気もしますが、まあいいでしょう。
前回はヤナセ交換だったので、初DIY交換です。
ミッションは722.6系で、当時幅広い車種に採用されていたベンツの5速ATです。
用意したパーツは、
・ベンツ純正ATF 8ℓ(1ℓ✖️8本)
・オイルパンのガスケット(純正、ゴムのやつ)
・オイルフィルター(純正)
・オイルパンのドレンのワッシャー
・トルコンのドレンのボルトとワッシャー
・ATF注入口のロックピン
・オイルレベルゲージ(722.6ミッション用、Amazonで1400円くらいの大陸製)
今回は安全をみて主要バーツをベンツ純正に。上記全部で3諭吉くらい。そのうちの大半がATF代。やっぱり純正は高い。。次回は社外品を使うかも🤔
いつものようにジャッキアップ、馬かけて開始。
まずは、ATオイルパンのドレンから排出。
次に、トルコンのドレンから排出。ドレンプラグの位置は、クランクプーリーにレンチかけて、回しながら発見。前回の予習でわかったように、手前の邪魔なステーはどかしてあります。
そして、オイルパンを外しました。オイルフィルターが見えます。
オイルフィルターも外して、オイルパンの掃除へ。
今回排出できたATF量は、全部で7.3ℓ。マニュアルによれば全量が7.8ℓらしいので、全量に近い量を排出できました。色は濁った茶色。新油はピンク色なので、かなり汚れている。。😅
ちなみに抜けた量7.3ℓの内訳は、
・オイルパンのドレンから2.7ℓ
・トルコンのドレンから3.6ℓ
・オイルパン外して追加で出てきた1.0ℓ
という感じで、オイルパンからだけでは、半分も抜けないことが判明。ベンツのATには、トルコンにもドレンがある車種が多いようなので、是非トルコンからも抜くべきです。
オイルパンの底は、ヘドロのような(鉄粉?)汚れが凄い。。 丸いのは鉄粉を吸い付けるマグネット。この周りもかなりの堆積。。前回交換から3万キロチョイですが、ここまでミッションの削りカス?が出るのですね。。😅
はい、綺麗に清掃しました✨ 新品のガスケットも装着。
新品オイルフィルターを装着して、オイルパンを取り付け。
ATFを入れていきます。
ある程度入れたらエンジン掛けて暖気運転。ATF温度80℃の時の量を見る必要があります。
ATF温度は、以前に購入したAutelの簡易診断機でモニター。
80℃付近になったらオイルレベルゲージで量を確認しながら、補充。量はエンジンが掛かっている状態で見ます。途中、何回かシフトレバーを各ポジションへ操作。
最終的に抜けた量とほぼ同じ7.5ℓ入れて、規定量になりました。しかし、オイル量見づらい。。何回も確認しました。
ちなみにこのオイルレベルゲージ、最後まで入りません。当たるところまで挿入です。あくまでもベンツ5速722.6ミッション用なので、汎用性を持たせているのかと。
試運転の結果、特に問題無し。心なしかシフトフィールがスムーズになったような😃 いずれにしても結構汚れていたので、交換して安心ということで。
なんだかんだで丸一日作業で疲れました〜🛠️
追伸:
交換後の試運転では分からなかったのですが、翌日いつもの通勤ルートを走ったら、発進時が軽くなってダイレクト感が増した(スリップが減った?)ことが感じられました。交換して正解です。