スカイラインのDIY・ドアミラー修理・サイドミラー修理・電動格納ミラー・33あるあるに関するカスタム事例
2019年01月05日 19時32分
SZTMはスズトモとでも読んで下さい。2003年にR33を中古で購入。その後ひたすら乗り続けています。純正+α志向です(*^^*)。2009年からeKをセカンドカーとして導入し、eKがノートにサイズアップし、更にはニスモになり…。なのでそっちが実質のメインファミリーカーになり今ではスカイラインが車庫から出るのはレアケースです。しかし良い車なので今後も少しずつ手を入れながら、手放すことなく乗り続けていきます。応援宜しくお願いします。 フォロー歓迎です。(*^^*)
R33スカイラインのドアミラー、いつの間にか電動格納が動かなくなったりしていませんか?
コレ、R33の弱点だと思っています(^_^;
今回はその修理方法をマスターしたので公開します(*^_^*)
まずはドア内装のはずし方。ドアポケットのキャップを外し、ネジを除去したあと、パワーウィンドウスイッチ部分を引き抜きます。
ドアノブトリムを引き抜くとその裏にもネジ。ドア一番下にもネジが3箇所あるのでお忘れなく。
あとはナイロンクリップだけなので、壊さないようにゆっくりドア内装全体を下からめくりあげるように持ち上げて外して行きます。固いところはマイナスドライバーなどを当てて、クリップをてこの原理で押し上げて外します。
ドアミラーから出ているハーネスの5ピンコネクターを抜きます。三角形のカバー内装は手で引っ張ると外れます。出てきたネジ3点を取るとミラーは外れ、ゴロッと取れます。固いネジなのでナメてしまわないようにご注意を。
この純正ミラーは村上開明堂製で、機構部と外装は別体の構造体でありつつも両者は外れることなく数珠繋ぎの状態になっています(^_^;
まずはスポンジの中に隠れている樹脂製のハーネス押さえを外し、ネジ2点も取ります。
ミラーの固定部と可動部とを繋いでいる大きなネジ3本を取ると、中側からもう一カ所小さなネジが出て来ます。
これでアルミのステーと固定部の外装とが分離し、ハーネスはスルスルと自由に動かすことが出来ます。
ちなみにミラーには前期後期の違いはなく、可動部は2ドアも4ドアも全R33共通です。固定部は2ドアと4ドアで違うので、違うボディタイプに移植する場合はこの固定部をどうにかして交換する必要があります。
ミラーは下からこじり上げるとスナップフィットが外れます。上だけは引っ掛けなので、まっすぐ引き抜きます。
青丸のネジ3箇所を取るとミラー電動調整機構が外れるので、裏に隠れているネジも含めて赤丸のネジ3箇所を外します。結合部側にある小さなネジ1箇所も取ります。そうすると、可動部の外装とモーター部が分離します。
モーター部の黒いテープをめくり上げ、スナップフィット爪3箇所を外して持ち上げるとモーターと接点部が露出します。
この接点部は、プラスチックの台座の下にマイナスドライバーなどをかましてこじると登って来ます。8ミリくらい登らせたら、中央の丸い部分のスナップフィットを押し込んで上面の基盤を抜き取ります。
見ての通り、接点の金属部品が突起から外れて転がってます(>_<)この時代の村上製ミラーの弱点ではないでしょうか。ここの樹脂部品の設計をあと10円も掛ければ、みんな困らずに済んだ筈です。
ボスにはめ直したあと、瞬間接着剤を流し入れ、更に紫外線硬化樹脂を流し込んで固めました。あとは逆の手順で組み立て直しましょう。
諦めて完動品を買おうと思うと、こんな値段が着いている事も(゚o゚(゚o゚(゚o゚;
新品より高い気がするのですが、生産中止なのでしょうか。
一万円台で買えればラッキーですが、程度は良くないのですぐ故障するかも知れませんし、最初から故障している事もあります。それならいっそのこと直してみませんか?(*^_^*)