シルエイティのDIYに関するカスタム事例
2020年05月18日 20時10分
とりあえず更新と備忘録も兼ねて近況を…
特に大きな不具合は無いのですが、とりあえずメンテナンスを兼ねて購入してから3年と半年開けたことなかったミッションを降ろしてみました。
リフトアップして、ミッションジャッキを使用して降ろします。
実際のところ気になる点が全くない訳では無く、ミッション本体のオイル滲みがあってました。
ミッション上部とペラシャのオイルシールです。
シャフトシールは交換。
ミッション上部はどうやらシフトブーツのようです。
見事に1センチほど破れてました。
こちらも交換。
購入した時はNISMO強化クラッチが入っているとの事でしたが、実際どうなのか興味もありました。
角度を色々変えながら苦戦の末って感じでした…
何度もはやりたくないですね…
降ろしながら薄々感じてましたが、クランクシールも滲み始めていました。
こちらは漏れてなくても交換の予定でしたが、やっぱり降ろさないと気づかないことってありますね。
とりあえず開けて出てきたのは、NISMOメタル?のようです。
厚さは許容でしたが、板が微妙に偏摩耗気味なのと、プレッシャーディスクとフライホイールが波うつ感じで摩耗していたので、今後しばらくは降ろしたく無いのでNISMOカッパー入れる事にしました。
ここは今とりあえず部品待ちです。
クラッチレリーズも前取って置いてた純正キットでOHして、クラッチラインも取り外してダイレクトクラッチラインに変えます。
このUターンしているクラッチラインがショックの軽減?目的か何かだったと思うのですが、正直要らんと思ってます…
エア抜きしづらいし…
ダイレクトクラッチラインは賛否あるみたいなのですが、シンプルに整備性の向上だと思ってます。
レリーズのOH。
古い車ですので、小さい所からコツコツやります。
もう一つこれは衝撃だったのですが、1〜2年前にクラッチマスターはヘドロのような汚れでいっぱいだったので一度OHしていたのですが、画像の通りまた汚れが溜まってます…
これは予想ですが、マスターより下の汚れがクラッチの作動の中で浮いてきた分でしょう…
やはり上から下まで同時にしないと良くないですね。
めんどくさがらずにやっておくべきでした…
古いマニュアルの納車された車を色々見ましたが、ここは大体汚れ凄いです。
確認しましょう。。
もう色々バラしたついでなので、前々からしたかったクラッチブラケットも溶接補強しました。
180sxも20年から経ちますので、スポーツ走行する・しないどちらにしろリベット剥がれによる破損が目立ちます。
リベット周辺をくまなくやってみましたが、これが吉と出るか凶と出るかは使ってみないとわかりません…
ガチガチに溶接したので、予期せぬ所からクラックが入る可能性もあります…
自分のでお金かけたくないと言う点からやりましたが、長い目で維持を考えたらNISMO等から出ている強化ブラケット買った方が簡単です。。
最後にクラッチのレリーズベアリングです。
こちらも今後開けたくないので変えておきます。
今回の変更点をざっくり纏めますと
・クラッチカバー(NISMOカッパー)
・クラッチディスク(NISMOカッパー付属)
・フライホイール(NISMO軽量中古)
・パイロットブッシュ
・レリーズベアリング
・リヤクランクシール
・プロペラシャフトシール
・クラッチブラケット溶接強化
・クラッチレリーズOH
・クラッチラインダイレクト化
以上は組んですぐまたバラすのをしたくないのでやります。
とりあえず今はクラッチ関係の作業が部品待ちで止まってますので、バキュームホース類変えたり遮熱板作ったりで別のメンテナンスをしようと思います。
長文読破された方ありがとうございました。