Z360GT ハードトップのお盆休みにした整備に関するカスタム事例
2024年09月02日 20時17分
夏になって水温が上がるとエンジンが止まるようになってしまいました。
オーバーヒートか?
と思いましたが、色々弄ってどうもプラグに電気が行かなくなってる症状のようだったので点火系を総チェック。
結局は昔K&Kに空冷NやZが絶対有利のなか水冷Zで挑み見事優勝を飾った経験をお持ちの方からアドバイスをいただき、スパークアドバンサーにグリスを塗りすぎてポイントの接点にまで油脂が飛散してしまい導通不良を起こしていた疑いが濃厚となります。
なのでエレクトリッククリーナーでポイントケース内を洗浄し接点をポイントヤスリで磨いて組み直したら治りました。
コンデンサーもセミトラを組むと悪さをするケースがあるようなので潔く外します。
あとは念のためにポイントカバーの突起でポイントの端子と接触しそうな部分をリューターで削り漏電を防止しました。
10年くらい前のオールドタイマーに付録で付いてきたポイントやすり。
セミトラにしてるから使うこともないだろうと部屋の片隅でホコリを被ってましたが、取って置いて良かったです。
今や絶版となった永井電子セミトラ・イグニッションシステム。
イザとなったらネオライフのST360が手に入りますが、もう少し頑張ってもらいたいのでアルミ板を装着し冷却を図りました。
最初は原因が分からなかったのでジャンクの中から純正イグニッションコイルやらセミトラのスペアやら取り出したりポイントやコンデンサーをコーククラブから取り寄せたり、
他にも冷却ファンスイッチをローテンプ(純正が90℃差動に対して80℃作動)に交換したり、ラジエターキャップを高圧(純正0.5kに対して0.9k)タイプに交換したり、スパークプラスの熱価を1つ上げてBR8ESにしてみたり、燃料系を疑ってフューエルストレーナーを交換したり、
ホントに悩みました。
危うく憂鬱な夏を送るところでしたが、エンジンが快調になったので色々お出かけして良い思い出を作ることができました。