ランサーエボリューションのセキュリティに関するカスタム事例
2019年03月19日 20時13分
防犯対策。
(写真は…参考例として、別のSNSから引用)
上記のような紙が挟まれていたら要注意!!
海外での日本車ブームが続いている最中、1990年代〜2000年代のスポーツカーが盗難される話がSNS上にUPされまていますし、写真のような『買取ります』という紙を挟んで、オーナーの行動を確認して、車両を盗むパターンも目に付きます。
また、盗難のプロの手に掛かれば…有名セキュリティーメーカー品でも、簡単に解除したり、音が鳴ろうが関係なく盗まれます。
盗難防止に効果的な方法の一つが、『物理的な装置で、解除に時間を掛けさせる』事です。
盗む側とすれば、如何に短時間でエンジン掛けて乗っていけるかが勝負なので、見るからに時間掛かりそうなものには手を出しません。
私が行なっている、盗難防止について書きますが、まずはステアリングを外せるWORKS BELL製『ラフィックスⅡ』(写真左)ですが、大切なのは別売の『ラフィックス キーロックシステム』です。
『ラフィックスⅡ』だけですと、6本のボルトが丸見えで、六角レンチで簡単に外され、ホーンの配線切って絶縁テープをちょっと付けて、替えのステアリングを交換されてしまうため、ボルトも被して専用キーでロックされるので、解除し難い構造です。
Wi-Fi WEBカメラ。
いわゆる防犯カメラですが、我が家では光回線が開通しているので、このタイプはカメラと本体の間を、無線でのデータやり取りで済むので、設置が比較的簡単にセット出来ます。
Wi-Fiを通じて、スマートフォンやタブレットから遠隔操作が出来て、動画記録も残せる非常に便利なWEBカメラで、比較的安価で手に入りますので、複数台セットしています。
ボディーカバー。
上の防犯カメラでは、剥き出し状態となっていますが、現在はボディーカバーを利用しています。
車両全体を被せる事で、汚れ防止と共に目隠しになるので、下見に来られても車種不明ですし、中身を覗くにはベルトを外す必要があり、風に飛ばされずでかつ覗くには、とても目立ってリスクが高いので、意外と効果があります。
自作セキュリティの配線図。
これは、電気に詳しい方なら、ご理解されると思いますが、燃料ポンプ(+)にリレーを挟み、直列にスイッチを複数配置して、全てのスイッチをONになった場合のみ、燃料ポンプに電源供給されて、エンジンが掛かる仕組み。
パーツは安価で集められますし、この仕組みのキモは、リレー自体は全く目に付かない位置に配置してあり、スイッチを【直列】に複数設ける事にあります。
スイッチは、一般的に手に入る片切り式(ON保持)でOKで、色々とタイプがありますし、スイッチ設置位置も自由ですが、注意すべき点は…自慢するために、取り付け位置をSNS上にUPしては行けません。
取り付けてから、現在5年ほど経ちますが、一度も故障した事ありませんが、各配線の接続点は、ギボシ端子のカシメ部分を、ハンダでしっかり固定するなど、配線が確実に接続して外れないように注意が必要です。
この他にも、我が家周辺で空き巣被害があったため、パトカーや交番警官での巡回が毎日来たり(たまに…ランエボの事を訪ねられます)、近所の方々と上手にお付き合い(町内会への協力等)する事で、何か不審な行動する人物がいると、声掛けや報告してくれたりして、パトロールして貰えたりもあります。