RX-8のマツダ・RX-8・吸排気チューン・吸気温度対策・メンテナンスに関するカスタム事例
2021年05月15日 18時15分
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RX-8のエアクリーナー交換。
バンパー裏から大きなBOXまで直接繋がったダクトに加え、表面積の広い特大サイズのフィルターで吸気抵抗も低い。
回転域で切り替わる可変吸気システムなどなど、効率だけでなくノーマルの構造は熱害とは無縁の非常に良く出来た作りをしています。
リミット変更だけのECUでノーマルの吸排気でも、アクセルを全開にすれば滞りなく10000rpmまで一気に回るので、確かめずに社外品に交換しようと考えている人は、とりあえずフィルターを新品に替えてみませんか?(笑)
環境にもよりますが、2年に1度は交換しましょうねー
社外エアフィルターの注意点は以下のページで紹介しています。
https://kunugi-runner.com/2018/12/02/1089/
ただ、構造は熱害と無縁の様に見えても、実際にはミニサーキットなどで吸気温度が高い値を示す事があります。
これ、過去にホンダ・S2000の前期型が抱えていた問題と似ていますよね。
S2000の場合は金属製のインマニに温度センサーが直接取り付けられていたために、センサー自身が熱を持って実際の吸気温度より高い値を返す事でパワーダウンすると言う有名な話。
移設キットが販売されたり、マイナーチェンジではメーカー自身がセンサー位置を変更したりと言う対策がされています。
RX-8の場合も、ラジエターを通過した熱風がエアフローセンサーを加熱させる事で起こる問題の様ですが、エアフローセンサーとサーミスタが一体型なので移設は難しいです。
そこで、ラジエターを通過した熱風がセンサー周りに直接当たらない様に隔壁を付けて対策してみたら、結構違いがありました。
アクセル全開の時間が長い大きなサーキットだと大した違いは出ませんが、ジムカーナやミニサーキットではそれなりの効果に期待できそうです。
詳しいレビューと比較データは以下のページで紹介しています。
https://kunugi-runner.com/2019/10/09/3050/