かずさんが投稿したカスタム事例
2020年07月18日 23時13分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
軽トラのフロントドライブシャフトブーツが左右破れているので交換します。
左側ですがバックリと切れています。
右側も同じくバックリと切れてます😓
今回使うのはネオブーツで個人的には材質が固めで最後にグロメットを差し込むので嵌め込み易く接着剤が熱硬化タイプで量も多く焦らずに出来るのでやり易いです。
スピージーは材質が柔らかく嵌めづらく接着剤も熱硬化タイプではなく遅延硬化タイプ、量も少なく早く作業しないと固まってしまう為やりづらいです。あと付属のグリスもスピージーは少ないですがインナーブーツの対応車種は多いです。
作業をやり易いようにキャリパーをベースごと外して切れたブーツを取っ払い綺麗にします。
スピージー、ネオブーツ共に半割れタイプでドライブシャフトを外さず取り付け出来ます。
ドライブシャフトに被せて溝に接着剤を流し込み嵌め込んでいきます。
最後まで嵌め込んだら付属のホッカイロを揉んで張り付けて約10分程放置します。
ホッカイロは約30分程湯気が見える程発熱するので10分位したら一度剥がして結合部を確認して隙間があれば残っている接着剤を流し込みもう一度張り付けて放置します。
先にインナー側を所定の位置でグロメットを嵌め込んでいきます。グロメットに浸透劑を吹き掛けると滑るように入っていきます。
グロメットを差し込んだら固定バンドを取り付けます。バンドに引っ掻ける部分があるので引っ掻けて……
折り込み固定部分を曲げて折り込み部分を固定します。
折り込み方向は後ろ側に折り込みように取り付けます。理由は回転方向に折り曲げると何かに引っ掻けた場合にバンドが外れるかららしいです。
ブーツ内に付属のグリスを入れてインナー側と同じようにグロメットを差し込んだらバンドを取り付けます。
後は外したキャリパーを取り付ければ左側は作業終了です。
右側も同じ作業をします。
最後に左右のキャリパーのベースの締め付けを確認してタイヤを取り付けて作業終了です。
ネオブーツは嵌め込むときにグロメットの分隙間があり材質も固めで嵌め込み易く接着剤も熱硬化タイプで焦らずに出来やり易いですが耐久性は聞いた話2年から3年位らしいです。
スピージーはグロメットをつけるタイプではなくシャフトギリギリに作ってあり材質が柔らかく嵌め込みづらく接着剤も瞬間ではないですが遅延タイプで嵌め込みづらいので焦ってしまうと失敗しやすくやりづらいですがインナーブーツの対応車種も多く材質も柔らかいので耐久性は長いと思います。