かずさんが投稿したカスタム事例
2020年01月12日 15時30分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
この前セルモーターを交換したクラウンの続きです。
17万キロ走っているのとかかりが凄く悪いのでタペットカバーパッキンとプラグ交換します。
タペットカバーパッキン、プラグ交換するに関して1JZエンジンの場合はスロットルボディー、サージタンクまでの中間パイプを外す必要があります。
まあ乗りっぱなしの状態なので案の定IN.EXTのカバーの間はひどい状態です。
更に全てのプラグホールにはオイルが溜まっています。
色々な車をメンテ不足も含め診たり弄ったりしていますがここまで酷いのは見たことがないです。
プラグホールにオイルが溜まっていてよくエンジンがかかり走れたものです。
エンジン上部がすっきりしたところでEXT側のパッキンを替えるためカバーを外します。外す時に気がついたのですが取り付けボルトが半分は緩んでました😓
当然緩んでいるためパッキンも外した跡を見ると上手く当たっていません。
しかし17万キロ走っていて余りメンテしていない割りには中は綺麗ですね。
IN側もカバーを外しましたがEXTと同様綺麗ですね。
カムシャフトのカバーの端はシリコンがぬってるので綺麗に取りカバーを付ける直前にシリコンを少量盛ってからカバーを付けます。
タペットカバーパッキンを交換したら難所のプラグホールを綺麗にします。
今回はパーツクリーナーでは追い付かないのでプラグホールに溜まったオイルをエアガンで飛ばし更に灯油を流し込み綺麗にします。流し込んでもプラグホールの2.4.6番にドレン穴があり流し込んでも最終的に6番のドレンから外に流れて出ます。当然ベルハウジングを伝い下に流れるのでオイル受けを置いておきます。
流れ出たらエアガンで吹き飛ばします。
で写真は吹き飛ばした後です。綺麗になりました。あとは新品プラグに交換します。
プラグホールにオイルが溜まっていて点火不良になっていたので端子は真っ黒です。
新品に換えようかと思いましたがまだ使えるので組付ける前にコイル、プラグコードを綺麗にします。
後は外した逆の手順で元に戻していきます。
作業後エンジンをかけると作業前はなかなかかからず吹かすと回転が落ちきった時にストールしていましたが作業後はエンジンはすぐにかかり吹き上がりもスムーズでアイドリングも安定しています。
今の車もですが古い車はある程度はメンテしないと修理にお金がかかり燃費も落ちるので最低限のメンテは必要です。
最低限のメンテをしてやると写真のようなバキュームホースの裂けもわかります。