タスカンのクラッチレリーズシリンダー交換に関するカスタム事例
2018年11月25日 02時42分
普通MT車のクラッチレリーズシリンダはミッション外部等に取り付けられていて、レリーズフォークを介してダイヤフラムスプリングを押す事でクラッチが切れますが、SPEED SIX搭載車の場合はレリーズシリンダがミッションのベルハウジング内、インプットシャフト外周に配置されており、ここのシール&パッキンが弱くフルード漏れが起きやすいです。
同時にダイヤフラムスプリングも弱い為、TVRのSPEED SIX搭載車に乗られている方は定期的な交換をオススメします。(大体2万キロが目安)
写真はギヤケースから外したベルハウジングと、その真ん中から引っこ抜いたピストン。筒状の真ん中にミッションのインプットシャフトが通ります。レリーズベアリングをピストンが直接押す構造。