パブリカの𝔸𝕣𝕔𝕒𝕟𝕒*さんが投稿したカスタム事例
2019年04月22日 19時33分
今日は少し愚痴的なことを書きます、
さすがに怒りが込み上げざるをえない出来事があったので・・・・
ですので、ワンクッション前置きしました。
二枚目以降は綺麗な言葉ではないので、閲覧の際はご留意ください。
購入初日からウィンカーがつかない、にじみという程度ではないレベルのオイル漏れ、毎年車検の貨物なのに何年も交換されていないと見受けられる消耗品、取り付け・組み付けミス・・・・
不思議な点はたくさんありました。
でも、それらは旧車をお迎えするときに覚悟していたことでした。
なにがあってもおかしくない、
だから、ちゃんと整備士の勉強しながら頑張ろうと心に決めていました。
私にパブリカのことを教えてくれるために、この車が私のところに来てくれたのだと信じて今日までやってきました。
ただ、
エンジンの組み間違え、ヘッドおよび吸排気バルブが逆に組まれていたあたりから『おかしいな?』と思い始めました。
何台もパブリカを組んでるショップの仕事ではないな、認証工場が組み上げて車検をしたとは思えないレベルのミスだな、と。
それでも、
たぶん私に与えられた試練だと思って、一度だって弱音は吐きませんでした。
車に関わっている時間は勉強になって、毎日毎日が楽しかったからです。
でも、昨日、ブレーキを初めて開けて
正直、落胆しました。
重要な項目であるはずの、安全を決定づけるためのブレーキというもの、
それが、写真のように・・・
片側四本あるスプリングが片側二本しかない、つまり左右あわせて四本のスプリングが欠品でした。
それだけでなく後ろのブレーキも組み間違えていました。
本当に開けて車検整備しましたか?
本当にブレーキの調整をしましたか?
オークションで買った、車検がついてなかった、なら、まだわかります。
でも、認証工場で車検と販売をしてるんです。
エンジンの組み間違え、そしてブレーキの不備は人命に関わるのでは?
まさかと思って指摘されてから確認しましたが、点検簿の控えがありませんでした。
信用していただけに、ショックが大きかったです。
でも、私がパブリカをお迎えして『良かった』と思う気持ちは本当です。
初めて自分で車をレストアした成功体験は、私が整備士になれたときに絶対に生かされていきます。
そして、私がお客様の車をお預かりしたときは、先入観にとらわれず細かいところまでチェックをして、安心して乗ってもらえるように整備をしなくてはいけないと学びました。
また、この状態での販売は重大事故に繋がる可能性もあったと思います。
不思議なことに、
高速道路でエンジンが壊れたとき、動ける状態ではないのに最寄りのビジネスホテルの駐車場まで私を運んでくれました。
小さな部品がなくなったときは、私の開けたゴミ袋のなかにありました。
オカルト的なことは信じないタイプなのですが、この車と私には不思議な縁があるのだなと思います。