デリカD:5のメーターフード塗装・カーボンシート貼り付けに関するカスタム事例
2018年08月07日 12時54分
自分で車を触るのが好きな52歳のおじさんです。 奥手なので自分からフォローするより、フォローして下さった方をフォローするスタイルです。 自分で作れる物はチャレンジして作ってますがクオリティは低いです。 車・釣り・魚・彫刻が趣味です。
以前にも投稿はした事のあるオートゲージのメーターですが、今回はそのメーターフードの失敗談です。
オートゲージメーターフードは元は黒で樹脂色ですが、見た目を意識して濃いブルーグレーメタリック(ソフト99のスプレー)の塗装を行い、表面にたまたま家にあった、ホームセンターなんかで一般的な油性スプレーのつや消しクリヤーを上塗りしました。
意外とデリカD5のダッシュボードの色合いと近い雰囲気になって良かったのですが、問題は上塗りのつや消しクリヤーです。
熱ダレしてネタネタになりタオルで拭くと毛埃が付着してしまいます。
以前から夏になるとネタ付き感はあったのですが、いよいよ今年はダメでした。
剥離するのは大変なので、一旦はFRPで使うポリエステル樹脂で表面の弱い塗料は溶解させ、以前にフロントグリルで使用したカーボンクロスの切れ端を使って、カーボン仕様にする事にしました。
ここでいうカーボンは別名ウェットカーボンと呼ばれる様に、手触りはシットリしていて、柔軟性があります。
こういった曲面の多い場合は、下塗りしたポリエステル樹脂が半乾き状態で貼り付けてから、積層すると浮き上がりは殆ど有りません。
カーボンが貼れてしまえば、あとは透明性の高いポリエステル樹脂を重ね塗り(積層)すれば塗装は完了です。
ただカーボンは柔らかいので角に引っ掛けたりすると、編み目が空いたりするので、扱いは丁寧に行う必要があります。
完全に硬化したら、表面をペーパーがけしてつや消し仕様にして完成ですが、他の塗装で2液性つや消しクリヤーを使ったので、僅かな残りを吹き付けました。
日除け部分の裏側迄は、カーボンを貼りましたが、メーター取り付け部分は穴空けや削るのが面倒なので、カーボン調シールを貼って終了しました。