フェアレディZのDIY・ショックアブソーバー交換・ショック交換に関するカスタム事例
2022年08月01日 18時08分
1985年式フェアレディZ(PGZ31)前期型にとアクティバンHH3乗っています。 超絶ドノーマル(?)。 北米輸出向けヘッドライトとヨーロッパ輸出向けウインカーを装着中。 1986年式300ZXを車検に向けて修理中。
今回はフロントのショックアブソーバーの交換を行っていきます。高速域でポヨンポヨンと揺れが収まりません。
リアショックを交換してから2〜3年ほど経ちましたが気にしないことにします。
今回もKYBのNewSRです。
交換、頼むと35000円程するみたい(R31がそれくらい)なので、自分で交換する事にします。最近金欠ですのでw
フロントストラットの下側のボルトを緩めます。すると回転方向に回るようになると思います。ただしこのままでは外せません。
アッパーマウント側のボルトを外します。
その際、真ん中のナットは絶対に抜いてはいけません。ただし、車載状態で緩める事を整備書で推奨されています。下ろすと供回りするからですね。
ブレーキキャリパーを外します(写真撮ってなかった)ショックのケースに付いてるクリップをマイナスドライバーなどで殴って外していきます。その後キャリパーを止めてるボルト2本外して、バッテリー等の台の上に置きます。地面には届かないので何か適当な台を準備しましょう。私は落としましたがw
キャリパーのボルトが全然緩まなく、スピンナハンドルでは緩みませんでした。インパクトレンチはやはり偉大ですね。
スタビリンクとテンションロッドを外します。これを外す事でロアアームが下げやすくなり、フロントストラットが外せるようになります。
外国人のZ31の車高調取り付け動画を参考にロアアームを踏みつけながら下ろしました。
外れました。写真撮ってないですがスプリングコンプレッサーを使ってサスペンションを縮め、ガタつくまで緩めましょう。
私はAmazonの2400円くらいの安物でインパクトレンチ対応の物を使いました。
この際、アッパー側のバネの位置を見失わないように印を付けておきましょう。ロア側は溝みたいな形状があるのでその通りに入れればいいのですが…
ショックケースを開けます。
ここは結構砂等が噛んでいて、掃除してからラスペネを吹いたのですが全然緩みません。地べたに置いてやってるのも悪いのですがね。
万力とか使ってケースを固定して、パイプレンチと必要ならば鉄パイプ(ジャッキのパイプ使いました)で回しましょう。万力なんてないのでホイールにナット1つだけ付けて組み付けました。純正タイヤサイズなら出来る芸当ですね。引っ張ってる人はリムが傷だらけになるのでやめましょう。
ケースを開けてショックを抜こうとすると、Oリングが引っかかって出てきません。
なんやかんやしながらOリングを撤去して引っこ抜くと…?
なんと、ショックアブソーバーの上の部分がもげてしまいました。
これは完全に壊れてますね…オイル入ってるのが奇跡です。
完全に引っこ抜けるとは思いませんでしたね。反対側も同じくもげました。
カバーに入れ、付属のボルト?を入れます。純正とは形状変わってるっぽいので純正は使いません。
ピンぼけしてますがこいつのネジ山に打痕があり、非常に回りにくいのできちんとリューターで削っておきました。
全部組み付けて…(インナーフェンダーつけ忘れました、インナーフェンダーは外す必要なし)
ウマから下ろします。
よくよく考えたらちゃんとウマかけたこと殆ど無いですね…オイル交換とかで潜ったりしないですし…自分が潰される位置にいないのでフロアジャッキだけで支えていますw最後にウマかけたのはリアショック交換した時以来でしょうね。
試走!
これは近所の廃道で撮影してきました。
特に高速域でショックの抜けを感じる走りだったのがしっとりとした感じで走るようになりました!
これで長距離運転も疲れずにいけますね!