スカイラインの日産エンジンミュージアム・サボリーマンに関するカスタム事例
2022年06月10日 21時45分
クルマの運転が大好きです。 どちらかと云えば速さ突き詰めるより、そのクルマなりに綺麗に気持ち良く走らせる方が好きかも。 その割にはドラテクの考察や鍛錬をする頭脳も根性も情熱も持ち合わせていないどちら付かずの半端モン。 運転は好きですがメカやチューニングには疎いです。 こんな痛い親父が無責任且つテキトーに書き散らかす、ゆる~くマイペースなカーライフの備忘録ですw
先週の話になりますが、仕事に追われてちょっと心身共にお疲れ気味だったので、無理くり半休を取ってリフレッシュをしてきました。
行ってきたのは日産横浜工場内のゲストホールに併設されている日産エンジンミュージアム。前から来てみたかったのですが、ここって平日しかやってないんですよね。
とりあえず何枚か写真で紹介。
VRH35Z(1991)3.5ℓV型8気筒ツインターボ
グループCのエンジンですが、FISCOのストレートで400km/h出たとか、Qタイヤでも立ち上がりでホイールスピンしたとか星野さんをして覚悟決めないとアタック出来なかったってのはこのエンジンでしたっけ?
VRT35(1992)3.5ℓV型12気筒NA
グループCのエンジン規定がNA3.5ℓに改正、F1参戦も目論んでた日産がF1エンジンの先行開発も兼ねて製作するも。財政難で一線のみの参戦でお蔵入りした悲劇のエンジン。。
VRH34B(2013)3.4ℓV型8気筒NA
市販VK45系の流れを汲むVRH34Aに対して純レース用として開発された新型。市販ベースの34Aに対して各部の肉抜きで20kg以上の軽量化を実現。素気ない外観も軽量化のもたらした結果と考えると贅肉を削ぎ落とした機能美に見える不思議w
GR8(1968)直列6気筒2.0ℓNA
プリンス開発の純レーシングエンジン。S20とは似てるようで別物。60°のバルブ挟み角でヘッドが巨大化。カムカバーも分割で、まるでV型SOHCエンジンみたいに見えますw
続いて市販車用エンジン
S20(1969)直列6気筒2.0ℓNA
搭載車種…ハコスカ、ケンメリ 、Z432
L20ET(1979)直列6気筒2.0ℓターボ
搭載車種…430セドグロ、ジャパン&R30スカイライン、初代レパード、C31ローレル
FJ20ET(1983) 直列4気筒2.0ℓターボ
搭載車種…R30スカイライン、S110&S12シルビア、ガゼール
RB26DETT(1999) 直列6気筒2.6ℓツインターボ
搭載車種…R32&R33&R34スカイラインGT-R、WC34ステージア260RS
VR38DETT(2007) V型6気筒3.8ℓツインターボ
搭載車種…R35GT-R
VQ37VHR(2009) V型6気筒3.7ℓNA
搭載車種…V36スカイライン&インフィニティG37、V37インフィニティQ50、Z34フェアレディZ、Y51フーガ&インフィニティM37&三菱プラウディア、J50スカイラインクロスオーバー&インフィニティEX37、S51型インフィニティFX37
普段はなかなか見れない角度から。VVELてココに着いてるんですね。
Ward's 10 Best Enginesの受賞トロフィー。
VQ30DE〜VQ37VHRが14年連続受賞してるのは知っていましたが、2012年のVQ35+HVや2016年の改良型VQ35DEも受賞していたんですね。
建物は横浜工場内にあるゲストホール。1934年(昭和9年)に建てられた日産の元本社屋です。昭和モダンな感じが素敵です。
昭和モダンな階段ホールと最新鋭のアリアの広告。ミスマッチで面白いですw
エントラント傍には何とT-specがお触り自由状態で置いてありましたw
平日だったこともあり(ってか平日しかやってないけど)静かに過ごしながら好奇心を満たすには絶好の場所でした。また行こう♪