ノートのze11・ノート・レビュー・乗り換え・日産に関するカスタム事例
2024年06月22日 10時36分
【1ヶ月レビュー:後編】
ノートZE11に乗り換え、1ヶ月乗ってみた感想を書くレビュー投稿後編です。
今回からはしっかりとおすすめポイントを書く、と前回言いましたが、まだまだ続く不満点…
最も不満に感じていることは、1.6リッター設定です。
ノートには1.5リッターと1.6リッターからえらべるグレード設定があり、前者はCVT/4WDという選択が可能。
1.6リッターの良いところは、マニュアルを選べること。唯一にして最大の長所です。
でもそれ、1.6リッターである必要あったのか?数値上、若干トルクがあるようですが、パワーもほぼ変わらずの109ps…
GE8並みに、120psくらいあってもよくないか?だって、税金はちゃっかり2リッター区分なんでしょ?
ンモー
ブレーキがプア
思いの外止まんないクルマに驚きました。
街乗りでのブレーキの効き方はスムーズで、正直きらいじゃないです。最近の車(シエンタとか)はやたら「ガツン!」て感じで効くので…。
だけど、高速道路はそれなりに危険かもしれない。なんせ後ろを見ずに追い越し車線に入ってくる車なんてゴマンといる中、これは心配。
マスタングもブレーキは泣き所でしたが、このノートほどではありませんでした。
ブレーキに手を入れる必要はあるでしょう。
オイオイ
160km/hまでの到達時間は悠久
パワーに関しては、私が求めすぎなのはわかっています。なぜなら、私は大排気量のハイパワー車ばかり選んできたからです。
しかしまぁ、遅いよ〜。すっごく遅い。
「なんなんだ」と言いたくなるが、正直なところこうなることはわかっていたし、
「こういう感じ」をまさに私は求めていました。
ノートを買う前、私の理想的なファミリーカーのひとつに、ルノー・カングーがありました。
MT設定もあり、とても楽しそう。
チンケなエンジンをバーーーンっと踏む。
これはこれで楽しいことを知っています。
でもカングーは、趣味の車を手放して趣味の
車を買うという中途半端な結果になりそう。
カングーのエッセンスは、MTかつ洒脱、ユニークな利便性がキモだと思います。
ユニークさやMTはノートで代用できます。
ここで光るのがノートのコストパフォーマンス抜群な部分です。
私が期待したのは、まさに「踏めるマニュアル車」なんです。
ノートを買うという選択は、子どもが生まれなきゃしないものでした。なんならマスタングで乗り切る思いでした。
ところが、自分の思いを裏切って、現実問題であるコストとメリットを天秤にかけてしまった私自身の弱さが、乗り換えを進めたわけです。
マスタングに代わるクルマは私にとっては存在しないのです。
しかし、クルマが好きなのは変わりません。「いかなる状況でも楽しめる余地を残す」車好きなら頭に入れておきたいことです。
このクルマは不満点も多いけれど予算内でしっかり楽しめる、期待通りの「必要十分」でした。強いて言うなら、税金だけ。
ファミリーカーに乗り換える必要があって、安くて楽しいクルマを探している人にはおすすめかもしれません。
これからもよろしく。