エリーゼのゴトゥー さんが投稿したカスタム事例
2024年05月12日 07時19分
GWは殆ど仕事でしたので、中間の平日に代休を取り走り仲間と一緒にモビリティリゾートもてぎへ走りに行って来ました!
僕はツインリンクもてぎって名前の方がまだ馴染んでますけどねww
奥にも1台居ますが合計3台のエリーゼで2枠楽しみました!
そして今年もアイドラーズ12時間耐久レースに参加する事になりました。
大人たちが本気で遊んだらどうなるのかをまたやろうと思いますww
で、走り終わって軽く点検をしたら案の定オイル漏れを確認…
もう5年も付き合ってる不具合?なので今回もディーラーに…では無く自分で対策をしてやろうと思います。
(だって直らないんだもの)
そんなこんなで後日MTオイルも合わせて交換!
今回は75w140と言うFFベースのミッションには少し固いオイルを選定…
こちらはRX8に乗っていた時に使用していたデルタレーシングさんの物になります。
これ、めっちゃいいですよ!
特にFRに乗ってる人は一個上の80w140がオススメかな?
シフトフィーリングもヌメヌメで気持ち良いです…
あっ…エリーゼやFFはリンケージなのでフィーリングは変わりませんよ?
さて、話は戻りましてオイル漏れについて説明…
エリーゼの2ZR+SCエンジンの人は要注意です!
漏れ箇所ですがオイルレベルゲージのガイドの根元になります。
街乗り程度ですと漏れないかも?知れませんがサーキットで高回転を多用してアンダーパネルにべっとりとオイルが付いてしまうパターン…SCの冷却用ポンプがオイルでコーティングされてしまってたりしたらほぼここの場所から吹いていると見て良いかと思います。
…よほどオイルを入れ過ぎてブローバイ過多でホースから膨潤してとかで無ければですよ?
では一緒に苦行の作業をしましょうw
(やれば意味がわかります)
まずはオイル交換で外すアンダーパネルを取り外します。必ずスロープやウマを使ってくださいね?ジャッキだけで潜ると本当に死にますよ?
良いですか?死ぬ様な作業はするなよ?
俺言いましたからね???
次に右リアタイヤを取り外しタイヤハウスのカバーも取ります。
そしたらアクセサリーベルトの形を記録しておきましょう!
一応写真は載せておきますね。
準備が出来たらバッテリーのマイナスを外すかキルスイッチを使ってメインを離線しておきます。
次にタイヤハウス側に行き、14ミリのソケットとエクステ等でオルタネーターの右下固定ボルトを緩めます。コレめっちゃ固いので指とか気を付けて下さい。
固定ボルトを緩めたら今度は上から…
オルタネーターのベルト調整する所にマーキングをします。
ベルト調整が出来る人はしなくても良いです。ただ張りすぎには気を付けて下さい。
で、マーキングをしたらこのボルト(13ミリ?だったかな?)とマウントベース(10ミリ)を取ってオルタからベルトを外します。
そしたら先程緩めた固定ボルトをどうにかして取り外し、オルタネーターをどうにかして引き出します。
【その前にオルタネーターに付いてるコネクターや+配線を外しましょうね💦】
冗談でもなんでも無くどうにかして取り外して下さい。
クソ重いのでエンジン内やカウルの上で落としたりしない様に気を付けて外します。
オルタネーターを外した理由がようやく判明しますが、オイルレベルゲージガイドの固定ボルトがこんな所に付いているんですよね〜
クソ設計過ぎて惚れてしまいますよね❤️
このボルトを【緩めたら】今度は下に潜りますww
レベルゲージ下に付いているコネクター配線を外してからボルトを【外して】引き抜きましょう!
*先にここまで読んだ人はアンパネを外した段階でコネクターを【外しておく】のが正解ですからね!
(実作業順で書いてるのですみません)
下に潜ったりタイヤハウス内でもがいたり、上から頑張ったりした結果無事に取り外しが完了しましたね!
この様にOリングが切れてしまってますね〜
こうなるとエンジン内の圧に耐え切れずにオイルが滲み出てアンダーパネルに広がると…
レベルゲージガイドの取り回しもかなりキツイので切れやすいんでしょうね…
消耗品として扱うしか無いです。
で、Oリングを交換していきますが、ホームセンターとかに売っているOリングはよくわからんのでダメですよ?
耐油性能が無いOリングを使うと膨潤してしまいますからね?
僕は今回NBRのOリングにしました。
コレも正直言うと耐熱性が無いのでアレですけど、100℃ちょい位まではOKだったはず…ダメならまた交換しますよw
サイズはレベルゲージの外径が10.6mm前後でしたので、内径10.4mmの肉厚3mmにしました。
…と言うか在庫品で選定してるので近いのがコレしか無かったです💦
因みにアストロプロダクツで売ってるOリングのセット品を使ってます!
取付前に薄くグリースを塗り、スポッと感触があるまで差し込みます。
差し込んだら負荷をかけない様にボルトでさっさと固定したら一応終わり…
てか復旧作業をしていきます💦
先ほどの手順と逆で組み付けて行き、オルタネーターの取付とベルト調整が終わった段階で【安全を確保して】一度エンジンを掛けて漏れ確認をします。
僕は漏れなかったのでこのまま復旧まで進め、近所を試運転して再度下回りを確認して完了しました。
試運転についてはそこそこぶん回して確認しないといけない訳でも無いですからね?迷惑を掛けない様に…
ただサーキットを走る人は分かるかと思いますが、オイル漏れの確認は走行前に確実にやっておきましょうね?
他の人に迷惑を掛けてしまいますし、お金も無くなりますので……
てな訳でとりあえずは完了としました。
僕は走りに行く前に某所で四輪ジャッキアップしてエンジンをぶん回して漏れ確認してから走りに行きます!
ではまた👋