カプチーノの自作エアロ・エアロ修理に関するカスタム事例
2023年08月12日 17時02分
静岡県西部で、なにか作ってたりします。 基本フォロバしますので、気軽にフォローしてって下さいませ。 当方身体障害者で大きい施設では車椅子でないと移動出来ません。車椅子マークの駐車場を利用している画像も出てきますがご理解いただけたらと思います。
要望ってことで。
GTS-Rのリアはこんな感じ。
リアバンパーはハートランドのGTをほぼそのまま使ってます。
たしかナンバー取り付け位置変更のための加工程度です。
フロントと比べてリアはとんでもなく実車に似てるのでそこまま使ってます。
リアスポはテイクオフのイケイケリアスポをベースに、両サイドをバンパーまで延長してます。
またエッジが邪魔だったので角落としてます。
延長部分は深夜に半分寝ぼけながら作りきってしまい、製作画像が全くありませんでした。
2020年の修理時の画像ですが、実はリアバンパーも修理してました。
既製品のFRPバンパーの素人修理なので、参考になる方もいるかもってことで載せておきます。
良く見ると解りますが、赤の布ガムテが貼られています。
剥がして見ると・・・
かなり長い期間貼られてたみたいです。
布ガムテでの長期放置は勘弁して欲しいです。
取り外して・・・
一部が邪魔して元の位置関係に戻りません。
FRPが割れるとこうなりやすいんです。
青○部分を撤去したら、黄○のテールランプ部の位置関係が戻せたので、そのまま一時的に灰接着で固定。
撤去部。
FRPって割れるとこんな感じにガラス繊維がバサバサと出てしまい、それが邪魔して元の位置関係に戻らなくなります。
ので、バサバサを削り落としてしまいます。
ただ割れて、戻せないし撤去も出来ない時は、割れ目をエアソーやグラインダでカットしましょう。
隙間は大きくなりますが元の位置関係に戻せます。
元の位置に戻せました。
自分の場合は、この状態で割れ目に瞬間接着剤を流し込んでしまいます。
FRPの樹脂は粘度が高めで割れ目に入り込みにくいので。
そしたら、割れてるとこ全体的にマステ貼って・・・
裏側はこんな感じ。
粗めのペーパーなどで傷つけます。
FRPの食い付きを良くするためね。
自分は大抵ベルトグラインダで。
FRP貼る準備。
繊維が細かく薄い、というか軽い「サーフィスマット」を使います。
薄いので対象物に密着させられます。
そして普通のガラスマットも。
サーフィスマットを貼り始めました。
マット敷いて、ハケで樹脂染み込ませるだけですけどね。
素人なのでローラーとかは使いません。
というか使いこなせません。
1回でダメにしちゃうし。
素人はハケだけで出来る範囲で進めるのが無難に思います。
サーフィスマットだと湾曲部や角にもきれいに貼れます。
角がきつい時は少し厚めに貼ったりしてます。
サーフィスマットがある程度硬化したら・・・樹脂の硬化は季節によってかわりますが、最低限硬化が始まってからさらに少し待ってから、普通のガラスマットを貼りましょう。
ガラスマットはそれなりに固く、まっすぐに戻ろうとする力が強いので、サーフィスマットを貼って硬化し始める前にガラスマットを貼ってしまうと、ガラスマットとサーフィスマットがくっつき、ガラスマットのまっすぐに戻ろうとする力でせっかく密着させたサーフィスマットが浮いてしまったりします。
すみません、キャンバスの下の板の時もやらかしました・・・
そして自分の場合は、樹脂が硬化しきる前に、車体に取り付けてしまいます。
まあ無理なことも多いですが、こんな修理なら可能ですので。
こうすることで正しい位置関係で硬化してくれるので、後になって歪んでて装着出来ないなんてことが無くなります。
硬化後、出っぱってるところを削ります。
この工具、カインズホームで3000円くらい?
非力なんですが、変に削れ過ぎないので逆に便利です。
出っぱってるところを削りました。
割れ目を表面に出しておくと、後々また割れ目が浮いてきてしまったりするので、表面に出ないようにベルトグラインダで凹ませておきます。
パテ盛って・・・
整えて、を数回繰り返してこんな感じ。
ほぼ整いました。
プラサフ吹くと、見えにくかった粗が出てくるので、また修正して・・・
最後に白プラサフを。
このバンパー、白ラインが入ってるので、白ライン境に、修理した赤部分のみを塗ります。
センターライン便利。
赤吹いて・・・
マスキング剥がして完成。
今回はかなり厄介な形状でしたのでFRP貼って修理しましたが、平面なら裏にFRP板をエポキシ接着剤で貼り付けるなんて簡単な方法も取れたりします。