車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2022年02月12日 23時59分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
梅雨前の長野へ〜早朝から日没までの大探索〜(41)
本日の草ヒロ(廃車体)シリーズ
今回は“トヨエース ダブルキャブ PK41P”です😄
田舎の山中とはいえ、農道からかなり目立つ場所にあるので有名個体であろう2代目トヨエース最終型のダブルキャブ。
ただ、他のブログ様には「手前のお屋敷からしかアクセスできない」「接近路が見つからない」等々、近づけない旨が書いてあり、どこも望遠で撮った写真ばかりなので、ここまで接近して撮影できたのは私 車狂が初だと思います。
ちなみに不法侵入した訳ではなく、実は裏の細い山道からアクセスでき、しっかりトヨエースの目の前も道として機能しています。
まあこの畑へと続く農道の入口はかなり荒れ果てていますが、ザックザックと進んで行くと辿り着けます。
さて、こちらのP型こと2代目トヨエースは今や当たり前となったエンジン位置を後退させシート下部に納めたアンダーシート式を採用し、国産初のキャブオーバータイプのトラックとして登場した1台です。
P型トヨエースというだけでもレアなのに、こちらの個体はさらに珍しいダブルキャブ仕様。
初期型だったらさらに嬉しかったのですがそんな贅沢は言ってられません。
フロントウィンカーレンズがクリアであること、サイドのウィンカーレンズが無いモデルであることから後期の中の前期で、1969年〜1970年生産のモデルと判明しました。
左サイドより。
広いキャビン、広い荷台を利用して、雨に濡らしたくない物はキャビン内へ、すぐに取り出して使いたいものは荷台へ、というダブルキャブの利点を活かして物置として使っているのかと思いきや、車内は草ボーボーでがらんどう、荷台に竹がたくさん積まれているのみでした。
畑に面したリアは流石に接近できませんでしたがこんな感じ。
多分この個体のリア写真はネット上初公開だと思います。
トヨエースからの眺望。
先程も記述したように、草ヒロブロガーや趣味人は奥に見えるガードレールのある道から望遠で撮っていることが多いので自分も接近できるか不安でしたが、なんとか接近路を見い出せて嬉しかったです。
また、その労力も報われるような美しい個体で素晴らしかったです。