エクシーガ クロスオーバー7のtetsunobuさんが投稿したカスタム事例
2025年02月26日 21時17分
亡くなってからもう何年になるのだろう。
最近よく聴いているアルバム
坂本龍一さんの「async」
実を言うと、これをわざわざアップするのには多少の後ろめたさがある。
「おこがましい」と言う感覚だ。
自分ごときが、なんて事思う必要もないんだろうけど、
この音楽のどこまでわかってんの?と問われたら返す言葉がないから。
聴けば実に美しく、しかも不思議。
美しさに理由はいらないと思うけど、どうしても探したくなる。
ところでこれ、音的にも凄い。人工的なはずなのにとてもリアル。
しかもデジタルではなくアナログで攻めた結果という。
氏曰く「デジタルはアナログに敵わない」。。。YMOの彼がそう言われる。
結論なのだろう。
気が付いたら一日過ごしてしまった美術展、という経験はないだろうか。
展覧会でもいい、その美に浸るうち時を忘れ、出口を後にする。
しかし翌日「全然見足りない。また行くしかない」
と思わせる美術展。
そんなアルバムだ。
氏の遺作に近い(本当の遺作は悲し過ぎて聴くことができない)と言う存在感。
巨大なモノリスを思わせる。
「いい曲だ」などという言葉で言い表せるものではないのだ。