ミライースのDIY・簡単整備・ハブボルト交換に関するカスタム事例
2024年06月16日 20時21分
整備記録として使用 合言葉は『ラクで、大人しくて、実用的』 現生息地:福岡市近郊にある町 旧生息地:宮崎県宮崎市の港付近 原生 地:福岡県北九州市小倉南区
【ハブボルト交換】
今回はマジメな整備です。
会社で車検をしたら、危ないからヤメロ!
と言われました(笑)
さすがに5mmスペーサーで純正ボルトはダメだったか。
ってことで、10mm延長します。
タイヤを外したら、この2つを外します。
次にこのボルト2つを抜きます。
めっっっっちゃ固いので気合い入れてください
トンカントンカンして外します
要らない貫通ボルトを使って、ボルトを押し出します
ピカピカ、きれい!
こんな感じでワッシャー5枚を使って圧入します
1枚だけだとプレートにも力が加わるので、プレートの歪みを少しでも減らすための養生です
完了!
ここまで20分
キャリパーとローターは固着してることが多いので、時間がかかりますね。
キャリパーのピストンを戻すときは必ずグリースを着けますよ!
専用があれば良いのですが、持ってないのでパッド用を使います。
あれ?どっちだっけ?(笑)
反対を確認
Lとgって何の意味なんだろう?
あとは組み付けて終了!
なんか良い感じ!
続いてリア編
フロントと同様にサービスホールから開けていきます。
まぁ、車検を受けたばっかりなので簡単でした。
『サイドブレーキは解除』していてください!
サイドブレーキが効いてると外れません!
サイドブレーキは解除です!
はい、パッカーン!
潤滑油を浸透させます
トンカントンカン
このバネを外した方がラクですが、外さずにいきます。
折れたら怖いので(笑)
サービスホールから差し込みます
こんな感じでボルトの先端を穴の入口に掛けます。
掛けたらボルトを支えながらローターを動かして、ボルトをまっすぐにします。
ほれ、いけた!
引っ張りながら、スプラインが合う位置を探します
スプラインが合ったら、指で支えながらワッシャーとナットをはめます。
ナットはいきなり締めていくのではなく、指でほんの少しでも良いので締めます。
では、インパクトでゴリゴリいきます。
手で行う際は、ローターが動かないように固定してから締めましょう。
固定するためのサイドブレーキは【絶対にしてはいけません!】
抑えられるローターカバーがないので、
……分かりますよね?(笑)
このぐらいまで締めます!
締めすぎも危ないので、この程度で止めます。
そしたら、ワッシャーを1枚に減らして、インパクトで少しだけ力を加えます。
ほい、終了
だいたい15分くらいで終わります。
プラハンでトンカン!
フロントと違いキャリパーで抑えるわけではないので、ハブボルトの間の四方向から押していきます。
これは必ずしてください!
少しでも良いです!
これを行わないとなると、締め込みがホイールナットになりますが、
ローターカバーの隙間&ハブボルトとローターの隙間&ホイールとローターカバーの隙間
の隙間トリプルパンチをトルクレンチで締めることになり、大変危険です!
ホイールを取り付けたら、しっかりとトルクレンチで締め付けます。
総所要時間は90分ってところでしょうか?
それでは試運転
コースは右左折やカーブが多めで荷重を全体に掛けながら、ゆっくり走ります。
5分くらい2km走行で問題ないです。
帰ってきたら、トルクを締め直します。
必ずしてください!
構造として、走行で各部品は締まっていきますが、ナットだけは締まりません。
つまり、ナットとホイールは少し離れた状態になります。
これを怠ると、
最悪の場合、ナットが1つでも飛んでいき、残りのナットでホイールを支えきれずハブボルトが折れて、タイヤが飛んでいき、重大な事故になります。
わずかに思えますが、本当にやってください!
買い物ついでとかにしないで下さい!
これにて終了!
フロント上がりに見えるのは気にしない!
だって、乗用車はフロントのホイールハウスが広めに作ってありますので、これを無理にリアと合わせると前傾姿勢になってしまいますからね(笑)
水平姿勢でしっかり安定させます。
さあ、ホイールもさらに安定したので、楽しんでいきましょう!
大人しくて実用的な車でしょ?