ミラージュの4G92・エンジンオーバーホール・MIVEC・エンジン・DIYに関するカスタム事例
2020年01月12日 21時52分
仙台市在住の平成11年式の大学生です。 自動車部に所属しており、ダートトライアルをしています。東北、北関東のダートラ場にに出没します。ラリー関係にも最近チラホラ笑 CJ4AミラージュからCT9Aランサーへ乗り換え、ダートラ頑張ってます💦 ランサーもミラージュも継ぎ接ぎの借り物貰い物で成り立っている感じです 笑 整備などはDIYでやっています。 ポンコツ整備記録をつけていきます。 界隈の方々、よろしくお願いいたします。
NIVEC、半ベックの修理実験(成功)
NIVECや半ベックは一般にカムホルダーの摩耗のせいとされてますが、他の方法を模索します。
何も考えずにベルト類を外し、カムホルダーごと摘出します。今回は実験なので、ベルト類は再利用しました。ミラージュはベルト周りの作業が大変です。エンジンマウントとのバトルになります。
これが4G92のロッカーアームです。
手前がハイカム用、奥がローカム用です。
ホンダ車乗りはビックリする構造ですね笑
ハイカムをスルッと外すとこんな感じ。
仕組みは油圧でピンが押され、ハイカムと連結する感じです。この油圧が足りなくてピンを押し切れず、半ベックだのNIVECになるわけです。
カムホルダーから油圧が抜けていても、ピンを押すための要求油圧を下げればええやん!って事でハイカム切り替えピンを押さえているバネを弱めてみます。
左がデフォ、右が適当に買ってみたやつです。
あとは整備書を参考にしながら組むだけです。
それでもベルト周りはとにかく知恵の輪でした。
縦メンのエンジンマウントまで外してエンジン傾けたりしながら頑張ります。(つらい)
マジで下ろしたほうが早いかもしれない
これは格闘中の様子 笑
これは見えなくて写真で確認したオートテンショナーの様子。
SSTないとほぼテンション調整するの無理です。
予め用意してたので、これは大丈夫でした。
でも狭くトルクレンチ入らず。結局トルク管理はなんとな〜くで笑
これは緊張の始動の瞬間です。難なくかかりましたが、ECUの学習が終わるまでアイドルが落ちたりして結構焦りました。
わかりにくいかもしれませんが5500付近から音が微妙に変わります。VTECのンバアアア!とは違って、MIVECはバアアア!って感じです。
乗った感じはめちゃくちゃ速くなりました!5500からグイッと加速します。
これでやっとインテやシビックと同じ土俵です。
試走したら白煙がegルームから…なんとオイル漏れを発見。はじめての液ガスで失敗しちゃいました…泣
こんどまたタイベル交換も兼ねてやり直そう…笑
またハイカムから抜け切れない?現象も起きているので経過観察です。
というわけでオイル漏れやアイドルの微妙な不調はありますが、MIVECガンギマリになりました。実験は仮説通り成功しました。