アルトバンのポルシェ・GT3RS・空力パーツ・ダウンフォース・効率的に関するカスタム事例
2022年09月01日 11時59分
まさに追加空力パーツの
見本のようなポルシェ GT 3 R S
本当にポルシェは
空力についてよく分かっていますよね
空気抵抗をあまり増やさず
ダウンフォースを得る方法を
その手法を様々なところで
この、新しいポルシェ GT 3 R S は
使っているのです
まずはスワンネックウイングですね
このウィングは
下側の面積を増やすことによって
効率よくダウンホースの増加が得られます
そしてこのウィングの位置を高くして
下側に通る空気の量を増やしている
なおかつ
天井の赤丸で囲ったところに
フィンが付いています
このファンによって
後方に強い空気の流れを起こし
ウィングの下側にコアンダ効果を起こす
空気の量と、またその強くなった空気の流れは
より大きいダウンフォースを発生させるのです
このリアウイング
現在 F 1の DRS と同じように開閉します
開閉することによって
最高速度を上げることができる
またコーナー時のダウンホースも
これも最新の技術ですね
フロントのタイヤと
リアのタイヤの後ろにあるパネル
フロントフェンダーとリアフェンダー
タイヤの後ろ部分が大きく開いて
タイヤハウス内の空気を
横に逃がしてますよね
このことにより
前後タイヤの後ろに
とても大きな負圧が起こってしまいます
このパネルが付いてないと
タイヤの外側から
後ろに空気の巻き込みを起こす
その巻き込みは
斜め後方にコアンダ効果を起こしてしまうのです
ですので空気抵抗になってしまう
その巻き込みをなくすために
タイヤの後ろの部分にパネルを
このパネルがあることによって
タイヤの後ろ側の空気は
タイヤに巻き込むことがなく
後ろに流れていって行きます
なおかつタイヤハウス内の負圧を
増大させることもできる
このパネルも
非常に効率の良いエアロパーツですね
タイヤハウス内は負圧にさせることにより
タイヤ回転時の表面の空気抵抗を低下させ
なおかつ下向きのダウンフォースを
発生させることができる
本当に効率が良いんですよ
以前の GT 3からあるのですが
その手法は
タイヤの後ろの部分のタイヤハウスの
形状を後ろまたは横に掻き出すような
形に変え
またフェンダーの上の部分に
空気穴を斜めに作り
ここも空気が外に逃げるように
なおかつポルシェは
バンパーの左右穴の部分から
タイヤハウスの前にある穴の部分に
空気を送って
その空気が
タイヤハウスの前で横に流れるように
横に流れるように空気を送ることで
タイヤハウスに流れ込む空気を
少なくしているのです
以上の空力については
前々 からポルシェは使っていたり
使わなかったり、しているので
特に一番新しいとか言えないのですが
今回、フロントのラジエーターを
一体化させ
その空気の流れを
フロントのボンネットの穴から
抜け出させています
この穴の内側のフィンなど
その作りも素晴らしいのですが
現物のフロントの下を見ていないのですが
実はラジエーター後ろの下の部分に
穴が開いているのでは
フロントのリップスポイラーの空気が流れる
短い部分の後ろに穴が、、、?
ボンネットの ダクトの部分つながる穴が
ラジエーターとその後ろの部分に
穴が開いていて、繋がっていたら
その空気を引っ張ることになりますよね
その引っ張られた空気は
ラジエーターの後ろの部分の下の穴により
リップスポイラーの下の部分の空気層のところで
負圧を起こすことができる
この手法も
効率よくダウンフォースを
発生させることができるのです
新しい GT 3 R S
フロントのリップの部分が
前にあまり伸びていないですよね
ですが上の説明ようにボンネットの穴
によって
積極的にフロントのリップの部分の下の
空気を吸い出すのなら
これもまたコアンダ効果が起こります
それも真下に
新しいポルシェ GT 3 R S
今度、実物をゆっくり眺めてみたいものです