スカイラインのプライベーター・ワンオフ・DIY・GWに関するカスタム事例
2023年04月30日 13時10分
平成11年生まれの昭和男児です。ww 宮城のド田舎町工場にて平日は鉄を削り休日は鉄を削り、車とバイクと戯れて、ワンオフしたり壊したり直したり。。 意地で弄り維持ります!! シフトノブやらワンオフ品の加工依頼承ります! 素人フルプライベーターの記録です。
ご無沙汰しております。
車検に預けたケンメリ、帰る途中の明らかなエンジンストール、
6番プラグネジカジって締められており、6番シリンダーがご臨終しました。
今年初めの話です。
何かがプチッと来たので、金をかけずに手の込んだエンジン製作を個人で行うこととしました。
オーバーホール兼レーシングエンジンの基礎のもと強度検討し耐久性のあるエンジンを作ります。
ご近所のプライベーター、L型の800馬力エンジン製作をする方とともに共同制作です。
まずはコンロッド大端部軽量化、
フルフローティング加工を施します
旋盤加工は東北1の加工技術を施します
手前が純正です。
次にフルフロー加工、ブッシュ圧入用穴加工です。
ブッシュ材は定番の青銅ブッシュです。
80μ圧入します。
コンロッドの熱処理に触れるのが嫌ですので冷やしばめです。
圧入完了。
内径を仕上げる前にオイル穴を作ります。
フルフロー化完了。
大端部直角度、全て5μ以内、
芯間は全て133.00です。
加工の技術が問われます。
コンロッドで一本60g、ピストンピンで30gの軽量化。
6気筒で540gの軽量です。
かなりでかいです。
コンロッドは、疲労破壊防止のため最終研磨致します。
サークリップの溝を掘ります。
ピストンはボアアップしないので、ノーマルを使用します。
サークリップは亀有の1.4mmにて張力を出します。
ツノは使用しないので落として研磨します。
溝掘りは瞬殺です
最後はクランクシャフトを軽量化後、タフト処理してバランス取ります。
ここまで加工してしまえば、ノーマルエンジンの最大のレスポンスアップが図れると思います。
加工費はもちろん本人が行うので0円です。
コストを抑え時間をかけいいエンジンを制作してます。
ヘッドも最少にて面研致しました。
今まで蓄えた知識技術を最大限に活用しております。