インスパイアのキーレスエントリー・スワップ・DIY作業・電磁トランク・マイナー車に関するカスタム事例
2020年03月18日 14時37分
二代目(厳密には三代目)インスパイアUA2タイプS。1998年式(後期97モデル)に乗っています。5気筒シリーズで唯一、5穴ハブを採用したハイオク車となります。DC2 DB8 インテグラ タイプRをご存知の方は96スペックが4穴、98スペックが5穴だったのを覚えていると思います。ホンダの電装が高度になり始めた頃の車で信頼性が格段に上がりました。それが1997年からの後期型になります。ACURA TLの初代(UA2)でもありますがタイプSの設定が無かったためあまりにこの車は希少
其の❶どうもマニアックカーズ副店長ことラファ松です👦🏻
純正キーレスにまつわるお話をします
長編になりそうですので
何回かに分け
詳しく説明します
電磁トランクの動画を見ていただいた方には
こんな仕掛けがあって完成したっていう
つまらない内容だとは思います
ネタバレしたいと思います
今回、ご紹介する方法は
汎用性は全く無い
ホンダ純正の5気筒シリーズ車専用のものです
ノウハウはメーカー資料やパーツリストを解読し互換性のパズルで作った
妄想から生まれたものです
20年以上にわたってマイナー車生活してたせいか
インスパイアに乗り換えた時にも活きることなっています
昔のホンダと言う会社は
トヨタ車みたいな後付け流用部品で製造時にコスパを考えた状態に仕上げていません
簡単に言えば
穴が無いのは当たり前なんですね
トヨタなら無駄でも空いてる的な?
なので
その為だけに専用品番が存在し
不可能な部品調達を強いられます
ましてや電磁トランク車でも無い車
配線なんか車体側にも存在していません
電磁トランク車付きの上級モデルに限り受信機側のレシーバー回路にコンデンサーが追加してあるので
自分のインスパイアは普通の車なので受信機のレシーバー回路にあるのはコンデンサーレスのスルー回路
つまり配線しても駆動するコンデンサー回路が無いので不可能なんです
しか〜し
もっとも手っ取り早い方法もあって
当時のホンダアクセスからオプションで後付け部品として販売していた商品を購入するやり方
キーレスエントリーキット①
手動のパワードアロックしか付いていないキーレス非装備の車を後付けの電波式キーレス化してしまうキットになります
多分、20Gグレードに対しての配慮。配線工事有りで受信機と送信機が入っています
純正キーレス付きの車、25G、25S、32Vには配線方法など互換性がなく取り付け不可
キーレストランクオープナー②
電波式の追加リモコンでトランクを電磁オープナー化するキット。モーター、配線、専用金具、送信機、受信機のキット
純正電磁トランクオープナー車、25G、32Vには取り付け不可
総括すると
後付けリモコンを設定出来るグレードがあって20Gなどをドアに受信機すら装備されていない車
鍵シリンダー操作だけパワードアロックがついた車をキーレスリモコン化するホンダアクセスのオプション①
トランクの電磁化が専用リモコンで後付け出来るホンダアクセスのオプション②
20Gのみリモコン①、リモコン②追加オプションが可能
しかしリモコン①②の登録統括は不可能
純正キーレスエントリーの装備車については充電式リモコンは生かし
別に二個目の後付けリモコンを車体に追加してトランクオープナーを電磁トランク化することで操作可能になる
ホンダアクセスのオプション②
リモコン②の統括は電波方式の違いで不可能
赤外線式と無線式になるため
上記の通り
当時から全然スマートにはならないホンダアクセスのオプションでした
自分で純正キーレスエントリーの操作リモコンが無い車を買ったので
キーレスを再生した暁には
電磁トランクオープナーも標準でついてくるのでは?と勘違いしてた時期でしたので
リモコン鍵を自己再生してコピーに成功し
実際にはキーレストランクオープナーが無い装備の車に乗っているとわかり
これだけの資料を収集してパーフェクトスワップ移植、マッチング等
解体車探しして電磁トランク車付きの電装品、トランクオープナーの総移植で一つのリモコンにしか完結しない
なんて
壮大なものになる事は
ほぼ絶望感に等しい
難関でした
ホンダアクセスのオプション②が実際には買えたチャンスもありまして
どうしようか?
鍵と一体化した純正の充電式キーレスエントリー
電磁トランクオープナー、右側ドア専用のキーレス、左側ドア専用のキーレス
こんなアナログ装備の車でカタログ上には無いグレードで一ら組み合わせで作ること
ソレは
神様が私に降りてきて
あなたの友達から、、、
続く。