ジムニーのハブボルト交換・10mmロングボルト・作業説明・翌日に続くに関するカスタム事例
2021年08月13日 08時44分
なんだか連日、近所の仲間に深夜まで付き合わされてしまい投稿が遅くなりましたが、一昨日(8/11)にハブボルトの交換をやりました。
まず、あらかじめフリーハブの固定ボルトをE10のソケットで少し緩めておきます。
ウチは普通のE10ソケットでやっちゃってますが、もしあればロングソケットを使った方がフリーハブの所に傷が付きににくて良いです。
で、タイヤホイールを外す訳ですが。
今回はロックナットだけ先に緩めておいて、、、
あとはエアインパクトで外しちゃいました。
で、次に17mmのメガネレンチでキャリパーの取り付けボルトを緩めて、ブレーキキャリパーを外します。
続けてブレーキローターも外します。
先に外したキャリパーはスタビとかの上に置いときましょう。
そしてフリーハブを外します。
この時、あらかじめボルトが緩めてないと、ハブがクルクル回り少し面倒臭かったりします。
次にスナップリングプライヤーでドライブシャフトに付いてるスナップリングを外します。
そのまま更に奥にあるプレートも引き出して抜きます。
そしたら、ハブをナックルに固定してるリングナットを外すのですが、カシメがあるのでマイナスの貫通ドライバーとかを軽く打ち込みカシメを起こしておきます。
ここで以前に購入しておいたコイツの登場です。
他の人のブログとかで見ると割と固くて、レンチにパイプかけて緩めたりと苦労してる人もいましたが、エアインパクトを使うと一発で簡単に緩みます。
はい、こんな感じ。
リングナット外すとこんな感じ。
手で引っ張るとハブ部分がスピンドルからスポっと抜けます。
次に外したハブ部分からスピードセンサーのピックアップ用の歯車を抜きます。
ハブの右横に置いてある様な当て具を使い、プラスチックハンマーやショックレスハンマーを使って叩いて外します。
あらかじめシリコンスプレーやCRC等の潤滑剤をかけておいてからやった方が良いです。
すると、こんな風に外れます。
ちなみにハブベアリングを交換する場合はこの作業は特に必要ありません。
今見えている向きの部分からオイルシールを抜き、ベアリングの押さえ用のスナップリングを外し、あとはハブベアリング用のベアリングプーラーかプレス機を使ってベアリングを抜きます。
したらば、ハンマーで叩いてハブボルトを抜きます。
今回は左のノーマルのハブボルトから、ヤフーショッピングで買った右の10mmロングハブボルトに交換します。
新しいボルトを打ち込むのもハンマーでやろうとしたんですが、2本やってみて固くてメゲて、以前にも登場した何処のご家庭にもある油圧プレス機で入れました。
・・・全然楽っス。
反対側やる時はボルト抜く時もプレス機でやりましたワ。
始めからそうしときゃ良かった。
新しいボルトを圧入し終わったら、またスピードセンサーのピックアップリングをショックレスハンマーとかで叩き込みます。
そしてハブをスピンドルに差し込み元にもどし、固定用のリングナットを締め込みます。
リングナットの締め付けトルクは220Nmです。
あとは外した時と逆の手順で組み立てて行きます。
実は、ドライブシャフトの所のスナップリングには向きがあって、穴が大きい方が右側に来る様にして取り付けます。
・・・って、何度もバラしてたのに俺も最近になって気付きました。
ドライブシャフトが奥に行ってしまってスナップリングがかかり辛い時もあったりしますが、そんな時はドライブシャフトのサービスホールにM8のボルトを捩じ込んで少し引っ張ってやるとスナップリングが溝に入り易いです。
ほい完成。
実はそのままキャリパー交換もしようかと思ったりもしたんですが、午前中にジム行って昼間はまったりしてしまい、作業開始したのが16時近かったので時間切れな感じで終了。
普通の袋ナットは平気だけどロックナットがボルトが長くなった分、底付きしてしまう感じだったので5mmスペーサーを入れてホイールの取り付け。