190シリーズのドア内張リメイク・防水、防湿シート・梅雨に向けてに関するカスタム事例
2022年05月13日 22時38分
所沢の師匠のところにお邪魔していました。自社の背後にはW126が2台大きく口を開けるようにボンネットを持ち上げています。オーナーは若者です。微笑ましいと言うかスゴイと言うか楽しんでいるようです。
ドアの内張と防水や防湿用のビニールシートです。190Eの弱点の一つ内張の縮みによる変形やメクレです。ご経験されているオーナー様も多いと思います。防水、防湿シートもボロボロです。
キレイにノリ残りやブチルテープを剥がします。ワックスをシコシコと大分キレイになりました。パワーウインドウの清掃とグリスアップも行います。ドアの内側に有る水抜き穴も清掃です。
純正のビニールシートは今も供給が有ります。助かりますね!サイズはタイトですから位置決めが重要です。まさしくリフレッシュです。防水、防湿機能も回復していると思います。
ドア内張もメクレや変形を補修、整形してファブリックの部分はリンサーで仕上げます。それなりに汚れを吸い出せました。
内張の凹み部部にフェルトを詰めてアルミシートでフタをしました。防音に効果がある事を期待しています。
取り付けて左側が完成です。皆さんもよくご存知のように内張りは上から下に引っ掛けてドア本体に固定されているだけですので簡単に外せますから点検も兼ねてリフレッシュしましょう!
続いて右側です。防水、防湿用のビニールシートは製造時のオリジナルの固定方法です。ブチルテープでは無く貼り剥がし可能な接着剤で固定して有りました。
同様にリフレッシュしました。雨対策も万全ではないでしょうか?
右側も終了しました。
雨漏りと言えばCピラーの通気口も注意ポイントです。ラバーの縁のシールはガチガチです。キレイに取り除いて新しいシールを充填しました。ここからトランク内へ一直線に漏水します。反対側も同時に作業しました。カバーはビス1本ですから簡単に点検出来ます。