車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2020年04月24日 00時39分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
一泊二日の草ヒロ旅~in長野~(30)
本日の草ヒロ(放置車両)シリーズ
今回は“日産サニーキャブ ライトバン 1200デラックス H-VPC20”です😊
下に通る農道を気持ちよく走っていたところ、気になる後ろ姿を丘の上に見つけ、獣道をぽくぽくと歩いて近付いてみると、車種は車狂の草ヒロシリーズでは初登場のサニーキャブさんでした✨
このサニーキャブというクルマは発売当初は“ダットサン サニーキャブ”という名前で1969年に登場していましたが、1970年にはディーラー替えにともない“日産 チェリーキャブ”と変えます…🤔
そして1971年にサニーキャブがチェリーキャブと併売するかたちでふたたびラインナップされるも、冠を変えて“日産 サニーキャブ”となったのです😵
少々難しい話ですが、簡単にまとめると、最初は「ダットサン 」の冠を持っていたサニーキャブですが、僅か1年で「日産 チェリーキャブ」にバトンタッチ。
その後、チェリーキャブと合わせて また製造されることとなりましたが、「ダットサン」から「日産」に変更され復活したということです✨
チェリー店ではチェリーキャブ、サニー店ではサニーキャブを取り扱っていました😀
結局分かりにくいですね😅すみません🙏💦💦
そんな複雑な歴史を持つサニーキャブですが、製造こそ日産なものの、開発は愛知機械工業と、日産と愛知機械のハーフのようなクルマになります😉
さて、こちらの個体はフロントグリルにある“NISSAN”の文字から、復活後のモデルと分かります😄
その中でもグリルのデザインから1977年~1979年に渡り製造された中期型と分かります🎵
さらに“NAPS”のステッカーが確認できたため、1977年12月から1979年9月に販売されたモデルと絞れます😃(中期型でNAPSステッカーが貼られているのはこの年式のモデルのみのため)
ちなみにNAPSは昭和51年(1976年)排出ガス規制対応の日産のエンジンの事です😁
(ステッカーは下の方に掲載しています)
グレードは最もスタンダードな“1200デラックス”で1200ccの“A12”型エンジンを搭載しています😊👍
“Sunny CAB”のエンブレム✨
バンなのに“サニー”とはなかなか不思議な感じです😅
“NISSAN”エンブレムです😄
商用車なのに無駄に豪華なグリルがダサかわいいです😍
グレード名である“1200 DELUXE”のステッカー😃
車体サイドから伸びて ぐるりと囲むようなストライプが特徴的です📷
これはどこかの社用車などではなく、純正カラーです😁
上下二分割のリアゲートがウリでした👍
ディーラーステッカーは“日産サニー長野”のモノでした✨
そして“NAPS”ステッカーと車種名である“Sunny CAB”のステッカー❗
最大積載量は少し控え目な500kgです🤭
そしてこれも地味に珍しい
“日産 シルビア”
“ダットサン サニー”
【サニー長野】
と書かれたステッカー✨
当時のイチオシだった車種が書かれています✏️
助手席側の三角窓に貼ってありました😉
少し開いたリアガラスから運転席を…
走行距離は86572kmでした👍
まだまだイケそうですが😅
景色、朽ち具合、車種、どれをとってもお手本のような1台でした…!