ノートのTPMS・タイヤ内圧チェックに関するカスタム事例
2024年10月29日 20時46分
皆様、投稿の際はいつも「いいね」ありがとうございます。
今回はTPMS(Tire Pressure Monitoring System)装着に関する投稿になります。
TPMSはトラックでも装着義務はないものの運送業者によっては運行安全管理目的で装着しているようです。自家用車でも装着している車両が増えていますね。私は長距離のドライブ後にパンクに気が付いたことがあり、事故になることはなかったのですが、ヒヤリとした経験があります。こんな事もあったことから万が一の為にTPMSの装着をすることにしました。装着したのは以下の機種です。小型で簡単に装着できるのが選定の決め手でした。
メーカー:株式会社カシムラ、型式:KD-258、DC12V車専用、小型タイプ、圧力/温度/電池切れ警告機能
本体は写真の通りシフトノブの近くに装着しました。常時見るものでないので時折気になったときに見ればよく、アラームが鳴ったら安全な場所に停止させれば良いと思います。
電源はTPMSの標準電源ユニットを用いてシガーソケットより引いています。これは電源コードがアンテナを兼用している為に電源コードを隠しきらないようにするためでもあります。
センサーはタイヤのエアーバルブへの装着になります。
・指定位置のセンサーをエアーバルブにねじ込むのですが、緩み防止でナットを装着するのですが、このナットを二つ装着しました。エアバルブステムカバーを装着しておりセンサーが大きく見た目のバランスをとる為にエアーバルブの細い部分を隠すようにダブルナットとしています。
・見た目も良くなりダブルナットで緩み防止効果も倍増です。
・タイヤ内圧が常時測定されるようになるので、最初にタイヤ空気圧をしっかり合わせました。
・タイヤサイズは205/45/17Rで標準空気圧はフロントが2.3kgf/cm2でリアが2.1kgf/cm2です。
・気温が上昇する前の早朝に確実に標準空気圧以上を保持できるように0.1kgf/cm2設定値を高くしフロントを2.4gf/cm2でリアを2.2kgf/cm2に合わせました。
写真は走行後のTPMSでのモニタリング圧力ですが、フロントを2.6Barでリアを2.4Barで左右も揃っております。ただ、走り始めの数値には0.1から0.2Bar程度のばらつきがあります。これはタイヤ温度の影響と思われ、負荷がかかる側、直射日光に当たる側など4本が同条件にならず温度差があると圧力にも差異がでます。しばらく走行するとだんだんそろってきます。暑い日ですとタイヤ温度も上がりフロントで2.8Bar、リアでも2.6Bar程度まで上昇します。この程度の上昇はタイヤの耐圧より低く問題ありません。
気温が低いと設定圧力近辺に落ち着きます。
これから冬を迎えるとタイヤ内圧は下がるので、モニタリング値の様子をみて内圧をあげるかもしれません。
異常時以外に夏冬で設定圧を変更するなど考えもしなかったのですが、数値が見えると管理したくなります。安全走行のお供ができました。