ノアのIt's Win・スポンジとマイクロファイバーパッドの比較・オートサロン行きたいに関するカスタム事例
2024年01月13日 13時37分
It's Win / SIGNATURE X PAD
・優れた吸収力で多量の泡を含み、
圧倒的な柔らかさで摩擦を減らせます。
・片手で持ちやすいサイズ感。
・繊維同士がもつれないためメンテナンスが容易。
私は主に、汚染度小〜中のボディーに使用しています。
汚れのかき取り性能はBubble Winの方が優れますが、
ボディーに対してこちらの方が優しいため使い分けています。
回収した汚れを落とすのが驚くほど容易です。
サイズは15㎜×21㎜で
中にスポンジが入っているため2〜3㎝程の厚みがあります。
価格は1490円(SpeedShine)
以下、非常に長くなるため興味が無ければ無視してください。
下記に記す内容は、実際にスポンジとマイクロファイバー製ウォッシュパッドを使用した結果を分析した内容になります。
スポンジは1個数百円の物から2500円程度の物まで10種類程度、
マイクロファイバー製ウォッシュパッドは1個2000円以内の物を4種使用しました。
素人目線での分析結果になるため賛否両論あると思いますが、
マイクロファイバー製ウォッシュパッドがいかに私を虜にしたのかをまとめた内容であり、
スポンジを否定するわけではありません。
誹謗中傷と判断したコメントがあればブロックさせていただきます。
マイクロファイバー製ウォッシュパッドをスポンジの一種として考える方がいますが、
そもそもスポンジとは内部に細かな孔が無数に空いた多孔質(海綿質)の柔らかい物質で、
液体にひたすと孔内の空気と置換される形で液体を吸い取り、
また外部からの力で容易に放出する特性がある物で、
ほとんどの製品がポリウレタン等の合成樹脂を発泡成形して作られています。
つまり、スポンジとマイクロファイバー製ウォッシュパッドは別物であり、
マイクロファイバー製ウォッシュパッドをスポンジの一種として扱う事は間違いです。
基本的な考えとして、
スポンジ=摩擦が少ない=傷が付かない
は大間違い。
物によりますが、スポンジでも傷は付きます。
もちろん、マイクロファイバーでも傷は付きます。
単純な摩擦力で比較するとスポンジよりもマイクロファイバーの方が摩擦力は低いです。
乾いたボディーに乾いたスポンジとマイクロファイバーを置いて動かせばすぐにわかります。
スポンジは泡を保持する部位が基本的にボディー接地面にある穴のみである為、泡切れが起こりやすい。
泡切れが起こる➞摩擦が起こる=傷の発生
対してマイクロファイバーパッドは一本一本の毛が水分と泡を含み、
それが数千〜数万本とあるため泡切れが起こりにくい。
また、泡が無くても水分があれば滑ってくれるため潤滑性能の高いシャンプーとの相性が抜群。
スポンジは、物理的な汚れを取り込む部位が接地面にある穴のみ。
泡がある事でクッションになり汚れによる傷の発生は抑えられるが、
穴の大きさは限りがあるため泡切れが起これば汚れによる傷の発生が起こる。
マイクロファイバーパッドは繊維全てで汚れを取り込むため汚れによる傷の発生はかなり抑えられる。
波型加工されたスポンジは凹凸面に対して洗いやすい利点はあるが点で圧力が加わるため、汚れを押しつけて洗う事になる。
つまり、傷が発生しやすい。
マイクロファイバーパッドは圧力が分散するためその心配は無く、
凹凸面に対しても高い柔軟性と細かい毛により吸い付くように洗える。
高密度のスポンジは水分を多く含ませる事ができ、
ボディーに張り付くためスポンジ落下の危険性は無いが、
ボディーに張り付くため摩擦が発生しやすく、
スポンジの張り付きにより汚れもボディーに押し付けながら洗う事になり傷の原因になる。
マイクロファイバーパッドは張り付きによる落下防止は無いが、
前述した性能から傷の発生は抑えられる。
落下が気になるならミットを使用する事で解決。
スリット加工されたスポンジはスリットに汚れをためてくれそうですが…
スリットといっても広げなければ溝になっていないため効果は薄い。
私はこれで洗車傷が付きました。
マイクロファイバーパッドは長い毛で汚れを包んでくれるため、
スポンジよりも効果的かつ安全に汚れを回収してくれます。
スポンジはバケツ内でジャブジャブと動かして洗っただけでは付着した汚れが落ちない。
またスポンジの構造上、
奥に入ってしまった物理的な汚れ(砂等)は取り除く事が難しい。
マイクロファイバーパッドはバケツ内で動かしながら洗う事でほとんどの汚れが落ちてくれます。
グリッドガードを使用する事で安全に汚れを落とす事が可能です。
これらをふまえ、総合的にマイクロファイバーパッドの方が私には合っていると判断し使用しています。