ミニ1000のDIY・tig・ボアアップに関するカスタム事例
2020年12月29日 16時30分
年末は相変わらず忙しく、体調も崩したので作業が遅れました。急いでないけど早いとこやっつけたいです。
今日はスタッドの抜けどめ加工からやっていきます。
埋めたボルトのキワにM4のホーローを打ち込みます。
とりあえずボール盤でセンタードリル。
貫通しないように穴を開けてM4がツラになる程度までタップをたてます。
思いのほかうまくいきました。
続いてクラック補修です。
今回はtig溶接ならぬtigロウ付けです。
興味がある方はtig blazingで検索してください。
30 45 70 100 で条件を試してます。
ステンレスブラシで軽くこすった後です。
ネットのお手本と違って金色にピカッと光らないです。なぜなんだぜ?
溶接棒は中国から届いたシリコンブロンズです。
電流は決めました。
後からタップでさらえるようにネジ山はそのまま残します。クラックの終点まで削り込んだつもりです。
鋳鉄に焼きが入れば手応えでわかるはずです。たぶん。
オレのタップ通ったよ。。。
慎重にやりましたが母材が溶けた部分もあります。
雌ねじの谷までは削り込んでいないのでクラックが残ります。
仕上げていてもヤスリがはじかれる場所がなかったので焼きも入ってないと思います。
まあ大丈夫でしょう。。。、
不格好ですがこれで問題ないはず。
ツインカムキットとヘッドを合わせてバルブの干渉が無ければ、ピストンを注文できます。
残りの切った貼ったの作業はロッカーカバーの加工、ドライデッキ化のフィッティング加工、純銅ヘッドガスケットの削り出しを残します。
思ってたよりずっと大変になりました。1300なら作業は3分の1以下で済んだはずです。これでやっと1300でも必要な作業に追いついてきました。もう一踏ん張り。
疲れたので今年の作業は今日の一日で終わります。
皆様良いお年を。
お疲れ様でした。