アルトバンのSIRAKOBATO魔改造・トー調整・トーアウト・タイロット・チューニングに関するカスタム事例
2022年02月10日 07時17分
車のチューニングの一番の基本は
車をまっすぐ走らせるということ
そのためトーの調整は一番大事です
ウマと水糸を使ってトー調整をする
トー調整については
整備工場に任せたり、トー調整グッズ
など色々試してみましたが
この方法が一番確実で
正確な数値が出る
ですので私は
この方法でトー調整を行います
アルトのリアのトーションビームは
トレーニングアームの付け根が斜めに
設計されています
リアが独立懸架のように動くように
考えられて設計されているのと
コーナーで横 G がかかっている時に
トーションビーム式のサスペンションは
リアが外側に向いてしまう
そのためトレーニングアームの付け根に
大きめのブッシュをつけ
外側のブッシュが押され
縮むことによって
外側に向いてしまう
リアのサスペンションの動きを
相殺しているのです
ですがこの大きめのブッシュによって
直進安定性が損なわれている
ですのでリアに大きめのトーイン
が付いているのですが
実はアルトは
リアのこの大きめのトーインによって
フロントトーアウトにする余地があるのです
フロントトーアウトにすることによって
どんな効果が生まれるかと言うと
コーナリング時
スピードの減少が少ない
そしてハンドルがクイックになるのです
トーアウトによる
直進安定性の減少は
フロントマイナスキャンバーをつけることにより
なくすことができます
キャンバーボルトにより
マイナスキャンバーが付けられます
設定値は
計算により角度は求めることはできますが
とりあえずフロントトーアウトの数値は
フロントタイヤの後ろを計って
タイヤから水糸までの距離
1 mm から1.5 mm
フロントマイナスキャンバーは
1.5°ぐらいが
適度です
フロントのトーの調整は
まずはハンドルをまっすぐに
平らなとこで
上で紹介したウマを使って水糸を張り
タイヤに這わせる
そしてタイロッドエンドボルトを
緩めて
私はモンキーを二つ使っています
次にタイロッドを回転させることにより
調整し水糸からの距離を測っていきます
一番のチューニングの基本
トー調整
皆さん一度挑戦してみてください