トゥインゴのルノー祭り・トゥインゴ好きな人と繋がりたい・インプレッション・サイドシル直したいに関するカスタム事例
2024年05月30日 22時36分
気が付けばトゥインゴに乗り始めて1か月経ちました
自分なりに感じたことをとりとめなく書いてみようかと思います
トゥインゴとはどんな車か
カタログを見るとパリを引き合いに出したちょっと小洒落たコンパクトな車といったところでしょうか
ルノーのラインナップとしてはエントリー車的な位置付けになります
知らない人が見ればRRとは分からない雰囲気(逆にWINDはMRと勘違いされたことがしばしば…)
一般的な車とは違ったレイアウトとも言われますが、歴史的にはむしろこちらの方が古典的で、車の機構では一番シンプルな部類だと思います
後方重心で後輪で押すより、前方重心で前輪で引っ張る方が挙動が安定すること、パッケージング効率からFFが主流になったことは周知の事実
それでも、今どきのボディ剛性、サンペンションジオメトリ、電子制御をもって動きをコントロールすれば光る部分もあるわけです
カタログでは小回りできる程度しか触れられていませんが、RRでも意外に前後の重量比率は45:55
加速では駆動輪にトラクションがかかり、アクセルオフやブレーキでハンドリングにベストなバランスになります
ラゲッジフロアとしてはやや高めであるものの、エンジンルームとしてはかなり低い
(それだけギリギリに詰められているから、エンジンパワーアップと冷却性能の余地がほとんどなく、RSがつくれなかったという裏事情も…)
軽量、優れた重量配分、低重心、これが揃って入れば、強力なブレーキやハイグリップタイヤがなくても、よく走って、(シチュエーション次第ではルーテシアより)よく曲がって、よく止まってくれるんです
足回りはルーテシアと比べるとだいぶ優しいです
しっかりしつつ和やかさもある、路面のいなし方は自分が思うにはカングーに近くて、ロールが少なく軽やかに素直な曲がり方は前述のバランスの賜物でしょう
足回りをむやみにかためる必要もないわけですね
0.9Lターボ×EDCは高速道路の110km区間でも余裕でした
この走りで車中泊もこなせるユーティリティ
ステアリングのテレスコとタコメーターがない(EDCならオーバーレブの心配はありません)くらいの短所もありますが、サーキットを本気で攻める、5人以上乗車が必須でなければ、これ以上必要なものはないです
こんな車がエントリーグレードとして、特に前期型は手頃な価格だったことは今考えるとかなり驚異的です
思えばWINDを乗り換えるとき、本当に欲しかったのは、左ハンドルMT、0.9Lターボ、キャンバストップのトゥインゴでした
それは今でも個人的な車の理想形の1つですが、そんな仕様は正規で日本に入ってくることはなく、待っているうちにルーテシアの物件で良い出物があったことで現在に至る車歴になります
長くなりましたが、トゥインゴを自分なりに一言で表すと
小さいアルピーヌと小さいカングーを1台にまとめたような車です