寅次郎さんが投稿したNissan GT-R50 by Italdesign・2020年後半から・世界限定50台に関するカスタム事例
2020年01月11日 07時57分
GHのアテンザのスポーツ20Cに乗っています!色々!投稿さしてもらいます!
Nissan GT-R50 by Italdesign
世界限定50台の特別な“サンゴー”
日産自動車は2019年12月4日に、イタルデザインと共同開発した「GT-R50 by イタルデザイン」の納車を2020年後半からスタートすると発表した。
GT-R50 by イタルデザインは、日本の名スポーツカー・日産GT-Rとイタリアの名門カロッツェリア・イタルデザインが、それぞれ2018年と2019年に生誕50周年を迎えることを記念して生まれた。最新のGT-R ニスモをベースに日産とイタルデザインが共同開発し、世界限定50台で2018年12月7日より受注を開始していた。
日産GT-R50 by イタルデザインの市販車両は50台のみが生産される。
GT-R50 by イタルデザインの市販価格は99万ユーロ(約1億2000万円)から。プロトタイプはグレー塗装にゴールドのインナーパネルをアクセントとして組み合わせていたが、市販仕様は顧客が好みに応じてボディカラーのコンビネーションを指定できる。内装やディテールも基本的にはパーソナライゼーションすることができ、カスタマーに合わせた仕様に仕上げることが前提となる。50台分の予約枠は残り僅かという。
日本における販売は、VTホールディングスのグループ会社であるエスシーアイが担当。輸入および販売を行う正規ディーラーとして窓口を務める。
制約から解き放たれたGT-R「何の制約もなくGT-Rを作ったらどうなるだろうと、これまで何度考えたことか。今、それを実現できるのです」と、日産自動車のグローバル担当役員であるアルフォンソ・アルバイサが語るとおり、完成したプロトタイプは近未来的で大胆、かつメカニカルなデザインを体現。グッドウッド フェスティバル オブ スピードを皮切りに、スパ・フランコルシャンやペブルビーチなど、自動車愛好家や目利き、コレクターが集う世界中の聖地で大きな注目を集めてきた。
フロントマスクには車両幅いっぱいにインナーパネルが収まり、ボンネット上にはパワーバルジを配置。LEDヘッドライトがホイールアーチからエアインテーク上端へ向けて這い上がるようにレイアウトされている。
ベースモデル比でルーフラインは54mmローダウンしており、さらにリヤへ大型の可変ウイングを装着することでスーパーカーらしい迫力を創出。フロントに20×10インチ、リヤに21×10.5インチの専用デザインホイールを履き、幅広いスタンスを強調している。
インテリアにはカーボンファイバーやアルカンターラ、イタリア製のブラックレザーなど、贅沢かつスポーティな素材をふんだんに使用。ステアリングはハブとスポークをカーボンファイバー製とした。
50台のそれぞれは顧客の好みに応じてカラーや素材をカスタマイズされる
パワーユニットは手組みの3.8リッターV型6気筒ツインターボ(VR38DETT)エンジンを搭載。最高出力720ps、最大トルク780Nmのパフォーマンスを標榜する。
GT3車両用の大容量・大口径のツインターボチャージャーと大型インタークーラーをはじめ、高流量ピストンオイルジェットと大容量燃料噴射装置を採用。クランクシャフトやピストン、コネクティングロッド、ベアリングなどの耐久性も高めているという。
VR38DETTが生む大トルクは、強化型のデュアルクラッチシーケンシャル6速リヤトランスアクスルとディファレンシャル、ドライブシャフトを通じて4輪へ伝達される。
GT-R50 by イタルデザインの50台は、それぞれ各マーケットでの認可手続きを経て、2020年後半から2021年末にかけてデリバリーされる予定
ビルシュタインの電子制御式ショックアブソーバー「Damp Tronic」を用いたサスペンションシステムにも見直しを図り、フロント6ピストン&390mmディスク、リヤ4ピストン&380mmディスクのブレンボ製ブレーキを採用、キャリパーは赤塗装仕上げとした。タイヤはミシュランのパイロットスポーツ(フロント255/35R21、リヤ285/30R21)を装着する。
各市場で認可手続きを経た50台のGT-R50 by イタルデザインは、2020年後半から2021年末にかけて顧客のもとへ届けられる予定だ。