147の感謝です!に関するカスタム事例
2023年10月29日 21時54分
10%の完成度で、前のマフラーに切って無理矢理ブッ刺しただけですが、なかなかエグいうるささになってまあまあ満足です
大金払って載せ替えて
コンビニの段差でドラシャが砕け
ちょっと出かけりゃ白煙まみれ
真夏にエアコン無しで遠出試走の出発直後に水が全漏れ
LSDが強すぎて駐車場のちょっとした坂も長い事一回で上れず
そのままエンストしてエンジン再始動出来ず通りがかりの人と100メートル汗だくで押して
少ない休みにまた汗だくで試走を繰り返し
乗れば壊れると脅かされたこの半年
ここから
こう!!
サーキットの全開走行出来ただけでも奇跡なのに
気温が25度超え、空気圧も時間的余裕が全く無くて温間時2.4欲しい所を2.0で走っても
6万キロ台なのに圧縮抜けて白煙とオイルを吹きながら息も絶え絶えで走っても下がる一方だった最高速度が、
トップスピードが10キロ以上速くなってました!😁
いやぁ、努力と苦労が報われる事ってほんとにあるんですね(;ω;)
一回サーキット走れたら最低限のノルマは達成したかなと控えめに思ってます!
ここまで来るのに苦労しました。。
皆さんの中には壊れる事を心の底から願っていた日本人の鑑みたいな人も少数ながらお見えでしょうが、
残念ながら1個目のハードルはクリアできましたよ(^◇^;)
ほんと、軽い気持ちで載せ替えたこの車はまるっきり別物になっちゃって、気軽に乗れねーわ音はうるせーわ交差点は曲がれねーわクーラーは無くなっちゃうわ歩行者やら周りに停まった車に変な目で見られるわ、こんなの全く予想してなかった事です💧
このエンジンに載せ替える前に「もしうまく行ったらこうなるんじゃ無いか」と、なんとなく思ってたのが
①ガチモンのハイカム→パワーバンドが上にずれるから高回転の伸びが増すけど純正ECUのレブが低いから美味しい所は一瞬で終わる、でも、もしかしたらトップスピード上がる
もしかしたらピーキーで扱いにくくなる可能性もあるのかも
②鍛造ピストンとポート研磨
体感した事無いからよくわからんけど吸排気の流れが良くなるからなんか効果あるんじゃねーか
③クロスミッション→各ギヤのパワーバンドがクロスしてトルクの谷が少なくなるんじゃねーかな?
そもそもクロスミッションが入ってるかは確かめようが無かった
④鋳造アルミのサージタンクと極太エキマニ→
そりゃ勿論いっぱい吸って抵抗無く出せば調子良いんじゃね?
⑤機械式LSD→そんな車に乗った事ねーから乗りゃわかるっしょ
⑥強化クラッチ→なんかいい事あんのかなこれ?
⑦最悪のパターン→買ったエンジンがブローしてる
⑧載せ替えた後にフルコンじゃ無いとエンジンかからない
⑨試走でブローする
⑩サーキットシェイクダウンでブローする
⑥の強化クラッチだけはレリーズベアリングが合わなかった為捨てたんで未体験ですが、それ以外はエンジンがドッカンターボのようにピーキーでも無く気持ち良くトルクを伴ってレブまで一気に吹け上がってくれるし、クロスミッションと思われる組み替えられたギヤ比も恐ろしい程このコースにマッチしてたりと、
良い方向に予想通りだったり予想を超えて来たりしてくれて、かけた金と苦労が全て報われた気がします
→ちなみにオレカのチューニングエンジン単品で220万+載せ替え工賃らしいですからこのフルチューンエンジン一式は破格の安さでここまで出来たと考えられます
と、言う事で最高速の検証は数値ではっきりしたのでこれで「シェイクダウン検証編」終わり
ではつまらないので、
比較します💪
何がどうなったんだこの車?
左が今回でもまだまともに周回できた一周
途中前車を追い越すのに時間食ってます
右が春の耐久レースの20周以上走って走りに怖さが全くなくなってた周回
ストレートの4速後半から5速で明らかに左が伸びてます
ここで左がアクセルオフ
直線で稼いだ差がここで無くなり右に逆転されて丁度良い感じになります
右は数十周走ってコースが庭状態になってるのとSタイヤなので今回の比較はそれを踏まえてお楽しみ下さい
左、デク1付近でガス欠症状が少し出てますがその後は全開
右は真冬のベストから1秒落ちぐらいで周回してます
ヘアピン立ち上がりでほぼ1秒近くの差をスプーン進入時はほぼ右に追いついてます
スプーンは走り慣れとSタイヤのお陰で右はまるで怖さが感じられませんから出口でコンマ5秒程差をつけてますが西ストレートエンド、130R手前ではほぼ差が無くなってます
両者の中間から後ろのマフラーはどちらも前から着けてるフルチタンですが明らかに左の回転数が高いのが聞き取れます
右→130R5速全開
左→130R5→4
シケインで右低速車、左はブレーキカチカチと両者ベストなコーナリングでは無いので勝った負けたはちょっと置いといて
明らかにシェイクダウンで恐々走ってた左の方が速くなってます、特に4速から上
コーナリングに関しても腕の話は置いといてSタイヤとコース慣れを左に当てはめれば最低でもここから5秒は短縮出来そう(ミトには敵わないけど)
いつも追いかける車達に豆にされるスプーンまでの緩いコーナーが続く上り坂
こんな坂でこの気温なのに5速トップエンドまで加速しながら入るのは驚いた
ただこの上がったスピードをちゃんと対応しないと前のエンジンの遅い進入速度のほうが脱出速度が速いってのも奥が深くて面白い
高級車で車だけが速くてここでまごまごしてコーナリング中にお腹見せる人達が居るけどこの比較動画もそう言う事なんだなと
もっと練習したいけど金と暇がねー😑
5速まで入るからっつってタイム的にどうなのか気になったので1走目特にギヤがどうのとは考えずエンジンフィールの感覚で残り距離を見ながら5に入れた130R後と2走目130R後も4速で引っ張ったものを比較してみましたが、左1走目シフトチェンジが奇跡的に落ち着いて5→4→3→2と上手く落とせたにも関わらず2走目の4速引っ張った方が看板まではほんの少し速いってのがわかりました
4でも5でもほぼ同じならシフト操作でミスやラグが増える5よりも、今の所工程を減らした4の方が上手く進入出来るようなので次回は4で走ろうと思います
サーキット走行の良いところでもあり悪いところでもある「コンマを削る作業の積み重ね」ってのが、パソコンへロガーを繋いで走行データを見れない自分にはこの比較動画が枠に立ちます
と言う事で、
ほぼ二ヶ月ぶりに乗って二ヶ月ぶりに投稿しましたが
「速くなってました!」
の、一行でたまには済まそうかとも思ったけど、なんやかんや蛇足を付け足して結局はいつも通り長々と心情を書き連ねてしまい、回を追うごとに良いねもコメントも減るのも相変わらずだなと逆に面白かったのと同時に、コメントにも個性がいろいろ出てて楽しめました😁
エンジン載せ替えに関係無く、この車で走ると不具合が出るドラシャもハブベアリングも壊れず、ホイールも「病気ですか」と言われるぐらい何回もボルトを増し締めして臨んだ今回のシェイクダウン
無事壊れず走れました(^^)
今後は大金がかかるECUに手をつける前に今まで通りのチェックと、その他やりたい事があるのでまた何かあれば書きます
今回ご一緒してくれた方々、この載せ替えやセットアップにアドバイスくれたり知恵を絞ってくださった方々、ほんとに感謝します
ではまたいつか🖐️
ここまでやってもO氏が乗るロールケージ付けて重くなった普通の86にまるで届かないってのがアルファロメオの辛いとこ( ̄▽ ̄;)💧笑