セリカのセリカ・ナックル・スーパーストラットサスペンションに関するカスタム事例

こんにちは

セリカが３ヶ月ぶりに帰ってきました！

20万キロをちょうど超えたセリカは足回りの異音にしばらく悩まされ、ハブベアリングでしばらく入院しておりました。

で

今回は四輪中3輪ダメだったハブベアリングの交換の他にフロントドライブシャフトのオーバーホール、ミッションオイルとデフオイルの交換の作業をやって頂きました。

ただの交換で終われば良かったのですが、少し問題が発生しました。

それは作業途中で右フロントナックルがあまりにも腐食しており、ナックルを替えた方がいいということで、たまたま部品をお持ちになっていた方とSNSを通して出会い、ご厚意で譲ってくれる運びとなり作業は無事終えた、と思ったのですが

この譲って頂いたナックルが元々付いていたナックルと少し違う事が発覚してしまいました😭

これは譲って頂いた方は何も悪くありません、親切にも対応してくださりわざわざ私に譲って頂いた方なので本当に頭が上がらない限りなんですが、僕も驚きました。

ST205のフロントナックルにも種類があるようです、厳密に何が違うか(品番も含めて)わかってません

知ってる人は知っているんでしょうか？

まずABSセンサーの取り付け部のサイズとそのボルトの位置と寸法が微妙に違います(加工で対応しました)

そして、タイロットエンドが付く部分のアーム角度と一部型抜きの跡が異なります

ロアアームの取り付け、キャリパーの取り付け、ハブとベアリングの組み付けに問題はなく適合してました、なので間違いなく205用であるのだと思います

そして、そのタイロッドの取り付け部が違う事が問題でアーム部分の角度が違う為に新しいナックルだと物凄くトーインに、右側のエンドを絞ってみるもまだ足りず、右を絞る為に左も絞る(本来ならかなりのトーアウトになるところが)も右前だけ５ミリ程トーインで現状は限界となりました。

ですので一度組んだハブは変えれないのでタイロッドエンドを他車種から流用を視野に入れて、今より短いエンドを探すのが無難な選択肢となりました。

うーん、ABSの取り付け部が違うのは205でも前期、中前期、中後期でそれぞれABSのコンピューターが変わってますからそれに伴った変更だったのか？(当車は平成9年式の中後期)

ステアリングラックとタイロッドエンドはST202も205も同じようです。

最後にABSセンサーが付いてセンサー先端部に位置するところにナックル後ろ側からセンサー用のダストカラーが205は付いてるのですが、これがどうもこの新しいナックルにすんなりインストールできなかったらしく、プレスで無理やり入れましたが径がドライブシャフトと合わず、後から外しました

200,060km