スプリンタートレノのクラッチ交換・パイロットベアリング・粘土・SSTに関するカスタム事例
2020年01月29日 02時42分
AE86トレノ前期、最初は赤黒でした。外装だけ今の白黒へ変更。少しずつ手を加えていってます。エンジンは4AGのまま、ヘッドを少し加工。自分と同い年の車なので、これからも一緒に歳を重ねていきたいです。
クラッチがお亡くなりになられたので、クラッチ交換しました!
前回はミッション下ろすトコまでやって終了。
ここからは消耗したパーツも交換しながら組んでいきます。
まずは、パイロットベアリングの交換。
専用ツールがあれば良いのですが(-_-)
無いので動画で見た方法を試しました。
ツールが無いなら作る!
新しいベアリングを使って、適当な径と長さのボルトをみつけて、
ボルトの先端にテープを巻いて、ベアリングの内径にピッタリ入る様な太さにします。
テープを巻く時は万力等に挟んで、しっかりときつめに巻きます。
あとは、粘土を使ってパイロットベアリングを外します。
やり方は簡単で、粘土をベアリングの中にドンドン詰めていきます。
一杯になったら、先に作ったボルトで粘土を奥に押し込み、隙間ができたらまた粘土を追加します。
これを繰り返してベアリング奥を粘土で満たします。そこから更に、ボルトで粘土を押し込むと、逃げ場が無くなった粘土が逆にベアリングを押し出す事になります。
1回では外れないので、ベアリングが少し動いたら、また粘土を追加してボルトで押し込んでの繰り返し。押し込むのが固かったら、ハンマーでボルトの頭を打って叩き込みます。
必死にやってたので撮影忘れました💦
ベアリングが外れました。
中はけっこう狭いので、粘土も片手で握れる位しか使いませんでした。作業自体はボルト作って粘土押し込んでハンマーで叩いて15分位かな。
外したベアリング。
粘土が当たってた面は圧力でボコボコに。
これが普通の状態。
たかが粘土でも、圧力かけると凄い力になるのね。
僕は油粘土を使いましたが、動画ではグリスを使ってたり、とある人はパン🍞を使う人もいるみたいですよ☺️
少し気になるのが、この欠け。
今、外す時に欠けたのか?
外す前から欠けていたのか?
まぁいいか。
新しいベアリングを打ち込んで完了。
ベアリングの外径より数ミリ小さい外径のソケット(ボックス)等を用いてベアリングの外リングを間接的に叩いて入れます。絶対に内リングは叩かないように!ベアリングが壊れます!