sonic1962♪さんが投稿した家のスピーカー・ホームオーディオ・系譜に関するカスタム事例
2023年06月05日 21時14分
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おうちのスピーカー系譜と解説🔈
(画20枚、一部製品カタログから)
1979年〜2023年現在
1. BS-101 (ブラザー工業)
79年〜86年ぐらいまで使用
20cmウーハー+2cmツイーター、密閉フロア型
出力音圧レベル92dB/w/m、8Ω
ネットワークはコンデンサー(ローカット)のみ
サイズ320(w)+680(H)+280(D)/9.8kg(1本)
母親がブラザーミシン買い換え用に積立してたものを切り替えて自分に買い与えてくれた同社製システムステレオセットのスピーカー部。
システムステレオ構成
・プリメインアンプ (21w+21w)
・AM/FMチューナー
・レコードプレーヤー
(ユニバーサルS字アーム、ベルトドライブ式)
・2wayステレオスピーカーシステム
※同社オプションにカセットデッキが存在したがその時点では買い揃えずに翌年SONYのデッキを買い足し。
この時期のブラザー工業のオーディオ製品は2システムラインナップ。
自身のシステムのアンプとスピーカーは下位機種のほうで、上級のほうのアンプは45w+45w、スピーカーは3wayだった。
ともあれこのステレオシステムが、当時高校生だった自身のオーディオライフ起点となった。
2. SB-M5 (Technics)
86年から96年まで使用。
3wayバスレフブックシェルフ型
全ハニカム平面振動板構成
25cmウーハー
8cmスコーカー
2.8cmツイーター
出力音圧レベル92dB/w/m、6Ω
350(w)606(H)320(D)/16.8kg(1本)
市場では83年の発売。
価格は定価で片側1台¥49,800
当時は1台5〜6万円台でこのぐらいのサイズの国産3wayブックシェルフ型スピーカーが軒並み電器量販店のオーディオコーナー雛壇を賑わせていた。
ウチでそれまで使ってたブラザーステレオの2wayスピーカーに比べこのSB-M5は明らかに解像度の良さや帯域の伸びは感じられた。
当時はホームセンターから運んできたブロックを積み重ねただけの粗雑なセッティングだったんでポテンシャルを生かしきれてたどうかははなはだ疑問が大きい😏
3. D-77X (ONKYO)
96年中古入手、2006年まで使用。
31cm3wayバスレフブックシェルフ型
ピュアクロスカーボン振動板
(31cmウーハー、10cmスコーカー)
2.5cmドーム型ツイーター
出力音圧レベル91dB/w/m 、6Ω
28Hz〜45kHz
380(w)670(H)363(D)/ 34kg (1本)
定価(1本)¥59,800
市場では86年の発売
当時ブームだった国産ブックシェルフ型3way59800円クラスでとにかくベストセラーだった機種。
スペックみてもわかるようにそりゃもう物量投入度がすごい。このサイズでこの価格でこの質量34kgは今の市場ではまず商品化できない。
中身は重量級のマグネットや極厚フロントバッフルなど、トータルに頑丈なエンクロージャー構成とか贅沢な振動板素材やコーティングなどにまでコストや手間がふんだんにかけられていた。
80年代中盤といえば街の電器量販店には結構なオーディオコーナーが必ず存在し、さらにアンプコーナーやスピーカーコーナーと分けられてた。
そのスピーカーコーナーでは当時59800円クラスの国産中型3way機がたくさんひな壇にひしめき合って...
その中でも特に売れ線だったのがこのD-77シリーズ。
よく聴かせてもらったが、メリハリきいて弾むような低域にかなり心を掴まれたが結局新品を買うことは実現せず、その後96年の年末に知り合いから中古を譲り受けることになる。なにしろ1台34キロの重量だからウチに運びこむのも必死だった思い出が。
10年落ちの中古とはいえあの時代に物量投入されて作られた製品がたった10年程度の家庭使用で朽ちるはずもなく、鳴らしてみればそりゃもうバリバリのメリハリあるパンチ力を以降10年ほど楽しませてもらった🔈
4. DS-66Z (DIATONE)
2006年に中古入手で2015年まで使用。
27cm3wayバスレフブックシェルフ型
市場では90年の発売 定価¥46,000 (1本)
ニューアラミドハイブリッドコーン振動板
(27cmウーハー、10cmスコーカー)
D.U.D.ボロン振動板ドーム型2.5cmツイーター
出力音圧レベル90dB/w/m、6Ω
38Hz〜35kHz
330(w)580(H)316(D)、20.0kg(1本)
(つづき)
2006年に引っ越ししたのを契機にスピーカーも交代という流れでヤフオクで落とした状態の良い物件がこの4代目スピーカーシステム。
というのはさすがに3代目スピーカーたる86年物のD-77X(96年に中古で入手)が20年経過となりウーハーエッジなどの状態が衰えてきていたんでここらで買い換えをと決断。
ただ、この時期的に派遣社員してたこともあって経済的には少し厳しかったんで新品スピーカーまでは買うに至らなかった。
また、これまで使ってきたスピーカーはどれも高さ500〜600前後の中型3way機ばかりだったんで、次もと考えると2006年のその時期には国産中型3way機は新品市場にはもはやほとんど存在せず、また存在してもとてもとても5万や6万程度の価格ではないので、90年代に売られていた国産中型機の程度良い物件を中古市場で拾いあげるしかなかったってのもあった。
で、DS-66Zの肝心のサウンドはひと足先に発売されたDS-77Zの弟分らしい明快な味付けだった。共にバブル期にDIATONEが気合い入れて作ったものだが、66Zは幾分77Zより重心の高さを感じるものの音のまとまりはこちらのほうが感触良く思う。サイズが77Zよりひとまわり小さいことも影響しているのだろう。
ちなみに77というフレーズから推測できるのは明らかに国産中型ブックシェルフ3way人気を欲しいままにしていたONKYOのD-77シリーズを大きく意識していたのは間違いないところ。
5. SC-CX303 (DENON)
2008年〜2015年の使用
(4代目のDS-66Zと同時所有)
13cm2wayバスレフブックシェルフ型
D.D.L.ダブルレイヤーコーン振動板13cmウーハー
2.5cmソフトドームツイーター
35Hz〜60kHz
出力音圧レベル86dB/w/m、6Ω
182(w)296(H)293(D)、8.7kg (1本)
定価(2本1組)¥126,000 (スタンド別売)
2006年発売製品。
(つづき)
自分としては初めての小型2wayスピーカー。
サイズ的にはこれまで使ってきた中型3way機の半分にも満たない大きさ。
ただ価格は1本あたり63,000円なのでこれまで使ってきた機種より格下というわけではない。
2000年代以降は国産も海外製もこうした小型機の台頭が圧倒的で、これ以外のサイズだと新興勢力のトールボーイフロア型が増えて来た時期でもある。
それゆえ80年代にあれだけ流行った中型3wayブックシェルフ機が一部メーカー製を残してほとんど新品市場からいなくなった。
(つづき)
バイワイヤリング接続が可能な金メッキ真鍮削り出し端子。(バナナプラグ可)
歴史を誇るDENONすなわちデンオンブランドが、母体だった日本コロムビアから切り離され「デノン」として歩み始めて間もない時期の質感高い製品。
2000年代以降はさらにオーディオ市場の衰退は著しく、内容の濃いオーディオ製品をリリースする国産メーカーはかなり限定的となり、かつての量販メーカーは軒並みオーディオ事業からの撤退や縮小を余儀なくされていった。
このSC-CX303のサウンドはひと口にいえばハイプレゼンス。それまで使ってきたメリハリ解像度やリアリティ命ともいうべき方向性の国産中型3way機での表現とはまるで異なる世界。
なかでも弦楽器や鍵盤楽器での艶やかさとか華やかさに魅力を感じた。
さすがに低域の迫力はこれまで使ってきたウーハーサイズの大きな中型3way機に譲るが、小型サイズゆえになせる広がりや響きの表現にうっとりする。
一聴してアコースティックかつシンプル構成アレンジな楽曲に魅入られる。中域が荒れてないんでヴォーカルもザラつかずもちろん感じ良い🙆
6. CONTROL MONITOR 4312E (JBL🇺🇸)
2016年から2021年の使用。
70年代4310に始まる伝統的3way中型ブックシェルフモニターの血統。
4310→4311A→4311B
→82年4312→4312A→4312XP
→96年4312B
→97年4312MK2→4312B-MK2→4312SX→4312D
→2011年4312E
→2016年4312SE(限定)
→2018年4312G(現行)
※なお、ミニスピーカーの4312Mや4312MⅡは上記系統と異なる。
(つづき)
4312系統用、鋳鉄粉充填重量級純正スチールスタンド。
(つづき)
JBL 4312E
* サイズ W362 mm H597 mm D301 mm
* 重量 18.1 kg (1本)
* 発売時期 2010年5月〜生産完了 2016年
* 形式 3ウェイ・ブックシェルフ・スピーカー
* 30cmアクアプラスコーティング・カーブドコーン・アコーディオンクロスエッジ・ウーファー
* 12.5cmポリマー・バックコーティング・ペーパーコーン・アコーディオンクロスエッジ・ミッドレンジ
* 2.5cmAl-Mg合金ドームトゥイーター
* インピーダンス 6Ω
* 許容入力 100W
* 出力音圧レベル 93dB(2.83V/m)
* 周波数特性 40Hz~40kHz(-6dB)
* クロスオーバー周波数 2kHz、5kHz
* 2016年1月定価 ¥110,000 (1本、スタンド別売、税別)
(つづき)
80年代、国内市場で中型3way機ブームのほぼ頂点に君臨していたのがアメリカJBLの4312系モニター。
思えばあの時代ほとんどの国産中型ブックシェルフ3way機はJBLの4312系をリファレンスとしていた節がある。
古い4310の時代からスタジオモニターとして活躍した正統継承4312系の特徴としては、初期機種から4312Eまでウーハーにローパスフィルターが通されてなかったことにある。
言うなればフルレンジ+スコーカー+ツイーターの構成。これによって4312系は中域に個性的な厚みが表現されていたように感じる。
それが好影響だったのかどうかは分からないが代々この4312系統は伝統的にJazzジャンルに相性がいい。
古くからの伝統を守り一貫と初期の姿勢を崩さず地道に改良を施されてきてのこの4312Eもたぶんに漏れず、Jazzはもちろん70年代のハードロックにも合うし80年代初頭のまだシンセにフル支配されてないポップス音楽など、4312Eは「あの頃の80'sサウンド」をこの2020年代に手元で再現してくれてたように思う。
7. CONTOUR3.0 (DYNAUDIO🇩🇰)
2021年〜2023年現在使用中。
現在もDYNAUDIOホームスピーカーラインナップの中核をなすCONTOURシリーズのこれは初期型にあたり97年の発売。
20cm3wayバスレフトールボーイフロア型
ウーハー MSP振動板20cm
スコーカー MSP振動板15cm
ツイーター ソフトドーム振動板2.8cm
30Hz〜21kHz
222(w)1060(H)366(D)/34kg(1本)
出力音圧レベル86dB/2.83V/m 、4Ω
新品定価(税別、2本) ¥700,000
(つづき)
20年ほどにわたり大事に扱われてた至極状態の良い物件を行きつけの地元オーディオ店にて拾い上げたのは往年の銘機。
20年前の物とはいえ新品時70万(税別)のスピーカーなんでそりゃもう作りが基本的圧倒的に違う。
そして自分としては初のトールボーイ型
(つづき)
スピーカー下部の袴下はスパイクにて床とは点接触配置
画のスパイク受けは山本音響工芸の黒檀製
(つづき)
背の高さは本体が1メートル6センチで、大理石台座の厚みとスパイク高にてさらに嵩上げ。
なにしろ34kgなんで横にして運んでも重い!
それだけエンクロージャーは頑丈に作られてる。
(つづき)
今となればカーオーディオでもお馴染みのディナウディオ。
上のいくつか画像から振動板をひと目見てMSPコーンだとわかる。ちなみにこのモデルに採用された振動板はESOTEC系。
この中古スピーカーを導入した2021年夏時点では、組み合わすアンプがLUXMANのソリッドステートAB級L-507uXⅡだったが、この組み合わせではなかなかに圧巻の駆動力をみせつけ20年もののデンマーク銘機を蹴散らす。多少鳴らしづらい性格のはずのこのスピーカーを問答無用に手綱捌いてた。
そのサウンドはメリハリ、ひろがり、奥行き、上空間表現などどれもさすがと呼べるもの。
ただひとついまいち音色がクール気味であり自身の好みではなかったのと、音のエッジが立ちすぎて長時間のリスニングに聴き疲れそうになるところあたりがのちのアンプ変更へとつながる。
(つづき)
上 L-507uXⅡ
下 SQ-N150
アンプ変更は2022年12月
(つづき)
アンプを5極管EL84プッシュプルのやつに替えてみたら音色が艶やかになりまろやかさもいくらか増し増しになってこれは大正解👌
出力はたかが10W+10W程度なれど、あなどるなかれ日常使用に全く不足がない。
こうして管球アンプで聴くと以前使ってたTRIODEの直熱三極管300BシングルA級でこのデンマークを鳴らしてみたかった気がする🎵
PCとデジタルセンターのDACをつなぎ、アンプとこのスピーカーで配信系を鳴らす日常。ジャンル的に最近の嗜好はスムースジャズとかジャズファンク、トリオやスローなヴォーカルあたりを深夜に嗜む感じ🥃
以上7点がウチで使用してきたスピーカー製品の解説でした😍