シビックのカーグラフィック・カーブラホック・ミニカー・ショッカー・チャッキーに関するカスタム事例
2019年12月05日 12時25分
「カーブラホックTV」
ショッカー
「歌は世につれ世は歌につれ。皆さん、こんばんは。秋の夜長、いかがお過ごしですか。カーブラホックTVのお時間です。ゲストはダミー人形のダミエルさんです。今日ご紹介する車はこちら。」
(ナレーション 古谷徹)
NSX、インテグラに続き第三のタイプRとして登場したホットハッチEK9。
ホンダのレーシングスピリットを象徴する伝統の専用色チャンピオンシップホワイトを身に纏う風貌こそが、連邦の白い悪魔と呼ばれる由縁である。
搭載するエンジンはB16B。熟練した職人の手作業によるポート研磨が施され、6000回転以上で本領を発揮するこのエンジンは昨今のトレンドワードでもある反社会性を見事に体現していると言えよう。そしてハイカムに切り替わってからのサウンドと加速は親父にもぶたれたことのないドライバーの五感に激しく訴えかける。
女性からはすこぶる不評のレカロ社製セミバケットシートだが、座る者を選ぶこのシートこそオーナーの所有欲を刺激するタイプRに欠かせない必須のアイテムだ。
MOMO社製エアバッグ付きの専用ステアリングは、握った瞬間に僕が一番タイプRを上手く使えるんだという自負を芽生えさせ、握る時間に比例して使い慣れたテンガのように手に馴染む。
また、標準で装備されるチタンシフトノブは炎天下のもとではドライバーの男気を試す。掌の皮を2,3枚は持っていかれる覚悟が必要だ。
車体前後にはホンダのレーシングマインドを印象づける赤いエンブレム。
ニューガンダ……タイプRは伊達ではない。
ショッカー
「それでは早速レビューやっていきましょう」
ダミエル
「見てください。この室内スペース。室内での寝泊まりにもってこいですよ。親子三人で川の字になって寝られます。ファミリーユースに最適な車ですね。ホンダさん、明らかにファミリー層をターゲットにしてますね。」
ダミエル
「続いてドアですが、日本人の体型にジャストフィットしますよ。ちょうど私の股間の高さですね。とても気持ちいいです。ほんと気持ちいいです。」
ダミエル
「あっ、そういえば最近股割りができるようになりました。」
ショッカー
「これは美しいですね。爪先までピンと伸びてますよ。」
ダミエル
「実は家内に内緒でヨガ教室に通い始めたんですよ。最初は半信半疑だったんですけど、やり始めると楽しくてもう。」
ショッカー
「もう一人、大物ゲストが遊びに来てくれました。天才ハリウッド子役のチャッキー君です。チャッキー君はカースタントにもスタントマンを使わないと聞きましたよ。」
チャッキー
「はい。今時カースタントもできない役者なんてハリウッド的には大根だと常々母から言われてます。」
ショッカー
「なるほど。それではレビューの方お願いします。」
チャッキー
「ボディの鳴りをチェックしてみたんですけど、これはマリンバの音がしますね。もう一本バットがあればゴールドフィンガー ’99を完コピできますよ。」
チャッキー
「この窓ガラス、硬度が異常です。このハンマーでたくさんの御影石を叩き割ってきた僕だから分かります。異常です。」
ダミエル
「次は衝突安全実験です。衝突安全性能は車にとって最も重要なファクターの一つですね。バッチコーイ。」
ショッカー
「大丈夫ですか。」
ダミエル
「もちろん大丈夫ですよ。パークハイアットのスイートルームの布団に包まれたような優しい感触でした。これはクセになります。」
ショッカー
「チャッキー君も参加してくれるんですね。」
チャッキー
「はい。僕は12年間ほどジャパンアクションクラブで勉強してきました。スタンバイOKです。」
ショッカー
「大丈夫ですか。」
チャッキー
「もちろん大丈夫です。ハリウッド的には心肺停止以外はかすり傷だと常々母から言われてます。」
ショッカー
「今週のカーブラホックTV、いかがだったでしょうか。次週は予定を変更して『川口浩 探険隊スペシャル 隊長アマゾンに散る』をお送りします。お見逃しなく。」