セルシオのクラウン・カローラ・ドライブ・青森県・4号線に関するカスタム事例

～国道4号線制覇への道のり 前編～

※少し長いので、お暇な時に時間潰しとしてお読み下されば幸いです(^-^ゞ

突然ですが皆様、国道4号線をご存じでしょうか？

東京から青森まで続く日本一長い国道なのです(^o^)/

関東甲信越・東北の人なら1度は走った事のある方も多いはず！

今回は青春時代のドライブエピソードをちょっとだけ紹介させて頂きます🙇‍♂️

この話は今から10数年前の免許取り立ての頃の出来事...

自宅で中学時代からの親友と2人で、小学生の時に流行ったスーパーファミコンのマリオカートと、ドラゴンボール超武闘伝2にハマっていた。
(同世代の方は恐らく分かって頂けるだろう)笑

カートの方は2人共当たり前の様にキノコ・フラワー・スター・スペシャルカップを手抜きしながらクリアする程の腕前だった。

超武闘伝2の方はと言うと、対戦モードで50戦連続しないと終わらない感じだった。
ツレは悟空を50戦連続で使い続け、自分は悟飯からブロリーまで全て使いこなした。
戦歴は6:4程で自分の方がちょい強い感じなので、対戦ゲームとしては一番面白い状態である。

軽いハメ技等で笑いすぎた為、筋肉痛と共にゲームが終わったのが夜の21時だ。

この後どうするかと話していた時にふと..

「青森行くか」と言ってみた。
ツレは「マジかー 笑」と言った。

当時から近場をドライブする事はあったが
遠距離は栃木県の日光に行ったのが１度ある程度だった。
自分達の運転ではそれ以上遠くに行ったことがなかったのだ。

自分は小学生の頃に父親の14マジェスタで青森に家族旅行に行った事を覚えていたので、また行きたかったのだ。
(免許取得後にお下がりで譲ってもらったのが、その14マジェスタである)

25万㎞を超え、調子の悪かったマジェスタは留守番とし、空腹を満たす為、吉野家で腹ごしらえをしながらレンタカー屋に聞きに言ってみた。

翌日からの土日は2人共連休だった！

店員さんは「この後、夜中0時から48時間レンタルなら空いてる車あんぜ？」と返事をくれた。
カローラアクシオだ❗

この瞬間我々の人生初のスーパー長距離が決定した❗❗

奇跡的なタイミングでレンタカーを予約した我々は、午前0時にレンタカー屋前で待ち合わせることにして一旦解散した。

早々と自宅に戻り、浮かれ気分のまま、翌日の夜まで入れないであろう風呂にダッシュで入り、身支度や持ち物を準備した。
(自分は今でもダッシュで風呂に入ってしまった場合は、この時と同じように、脳が「この後出掛けるのだ」と判断し、眠気が吹き飛ぶのである)

そして0時を迎えた。

受付で手続きをし、48時間の相棒のアクシオに乗り込んだ❗❗
この時に持参したBGMはツレが持ってきた
SUPER J-EURO BESTというCD1枚のみだった。
この後およそ40時間に渡り永遠と聞くことになる。
我々はiPod等のデジタル機器を持っていなかったのだ。アナログ人間の為、仕方ない。

さて、冒険の始まりだ。

シート・ミラー等を調整し、いざ北へ❗
アクシオの素晴らしく軽い出足に驚いた❗
「マジェスタより速いんじゃねーか？」と。

(この時から今後、ツレとレンタカーを借りるときはアクシオを指名するようになっていた)

埼玉県・越谷のマクドナルドのドライブスルーでエネルギーを入手。食べながら進む！

国道16号を超え、少しすると埼玉県・幸手に入る。
当時はここから茨城県・古河付近まで片側1車線の、のんびりした道だった。

しかし、ここからは話が違ってくる。
茨城県・古河を抜けて、栃木県・小山に入る手前辺りから夜間の平均速度は90㎞程になる。

宇都宮・矢板・那須塩原を駆け抜け、栃木県最後の那須に入った！

「100㎞走ったら運転代わるか」
と、ツレと決めていたのだが、ちょいオーバーしていたが那須でハンドルをツレに託した。

ツレのあだ名は「ボブ」。
同じ2文字なので、これからはボブと記載する事にする。

東北道の高速を横目に、那須の軽いアップダウンを抜ければ福島県・白河だ！

白河に入り、須賀川を抜け、郡山へ。
(ここから西に向かうと、野口英世の生家がある猪苗代・とんでもなく旨いソースカツ丼がある会津若松となる)

さらに北に行くと、どこかのビールメーカーの貯蔵タンクが4号沿いにあった。
とんでもなく大きい為、
「あれ一本を一年で飲んだら1000万もらえるって言われたらやる？」
ろくに酒も飲んだ事の無い2人だが、そんな話をしながら通過したはずだ。

季節は8月。
辺りはもう完全に朝になっていた。

そのまま順調に宮城県・白石に入り、仙台に着いたのは出勤ラッシュ中の7～8時頃だったろうか。
アクシオのガソリンメーターは、ど真ん中を指している❗
こんなに来たのにまだ半分も残っているのかと2人共たまげた😲

仙台駅の方に向かう道だろうか？
とにかく4号と交差する道があり、その交差点部分の4号の車線数がとんでもなく多く、そして広い！
ボブは「片側10車線以上あんべ？」と驚いていた。

仙台の整った街並みに惹かれる場面も多々あった。
「東京よりすげーんじゃねーか？」と思った。
(今では仙台に寄ったら必ず牛タンを食べ、ずんだもちを購入する)

仙台までも未知の領域だったが、ここから先はもっとだ。

半分ある燃料を満タンにする為、ガソリンスタンドがあるうちに入れておいた。

時折、交代しながらやはり順調に爆走する。
いつしか岩手県・一関に入った。
(空飛ぶだんごでおなじみの厳美渓が近くにある)

マクドナルドの後、何も食べてなかった2人。
人も車も燃費が良い👍
しかし、そろそろアクシオと同様に満タンにしなければなりません。

とは言え、先を急ぐ旅。
のんびりファミレス等で腰を下ろす訳には参りません。

やはり例の牛丼屋さんが目に入る。
未知の領域で食べた味はいつもより良く感じた。
20分程で補給を済ませ、またエンジンオン！
途中でVIP-CAR専門店があり、寄ってみたいが我慢！

岩手県の北上川を渡る頃に見える空の広さに感動しながら走っていた。来て良かった✨
しかし❗❗その気持ちを試すようなモノが目に入ってきた！

場所はハッキリ覚えていないのだが
確か石鳥谷の道の駅手前だったはずだ。

ここまで来るにも500㎞超は走った。
それにもかかわらず、青森まで246㎞とか248㎞と書いてある案内板が出てきたのだ❗

疲れと楽しさでハイテンションになっている我々はそれを見た瞬間、色んな意味で(σ≧▽≦)σ大騒ぎだ❗

どれだけ流れたであろうJ-EUROを聞き続け
岩手山の見える盛岡へ。
(岩手山付近の八幡平アスピーテラインは絶景ドライブコースだ✨)

わんこそばにも挑戦したいが、やはり北へ！

そしていよいよ青森へ❗❗

後編へ続く❗️❗️❗️