カプチーノの自作エアロ・軽自動車検査協会・車検対応に関するカスタム事例
2023年11月08日 17時44分
静岡西部で、なにか作ってたりします。 基本フォロバしますので、気軽にフォローしてって下さいませ。 当方身体障害者で大きい施設では車椅子でないと移動出来ません。車椅子マークの駐車場を利用している画像も出てきますがご理解いただけたらと思います。
今日は審判の日。
ということで、正規ディーラーで新たな仕様でのチェックをしてもらいました。
結果・・・
「ちょっとうちでは判断出来ません。」
とのお返事。
まさかこんなに変わるとは思っていなかったとのこと。
しまった、やりすぎた・・・
ではどうしましょう?
と相談した結果、
まずは軽自動車検査協会で判断してもらい、
その結果を元に正規ディーラーでどう対応するか検討することになりました。
いきなり見捨てない辺りはありがたいです。
ということで、早速軽自動車検査協会に連絡して相談。
一度継続車検を受けることになりました。
そして早速受けて来ました。
通常のライン?に入って一通り検査。
その後ラインから外れたところに移動して、そこから各部測定され、なんか分厚い本とにらめっこしながら、ゲージなんかも当てられて、2時間近くかけて説明受けつつ判断してもらいました。
なんか素晴らしく有意義な時間でした。
「なんか面倒な車ですみません」
と言ってみたら
「いえいえ、こんな自作エアロの車なんて来ないので逆に楽しいです。」
と・・・素敵な対応でした。
軽自動車検査協会楽しすぎる・・・
ラインの方でNGが出たのはスピード。
まあコレは最近スピードメーター動かなくなったので仕方がないです。
これについては後々直すとして、それ以外はラインでのNGは無し。
ヘッドライトの光軸、うちでやった簡易光軸調整でそのままOKでした。
簡易光軸調整、なかなかいい感じです。
またヘッドライトは交換されてると通らないことが多いと正規ディーラーから言われていましたが、
軽自動車検査協会で見てもらったところ
「ヘッドライトが心配だとの話だけど、このヘッドライトでどこか心配なところある?」
とのこと。
全く問題なかったです。
ラインから外れて、各部計られ、分厚い本とにらめっこしてゲージ?など当てられた結果の指摘事項。
1つ目は下の板の上の角。
素材がFRPだと固いので、5R以上で角を落として欲しいとのこと。
これも判断が難しいところのようでしたがあえて厳しく確実な方向で。
なんか固さの数値が指定されていて、軟質な場合はピン角でもOKだそうですが、その固さまでは計れないそうなので、指定数値より固いものとして判断してもらってます。
指摘事項、2つ目はバンパー上部の角。
指摘内容と理由は1つ目と全く同じ。
ここを5Rにすると、デザイン的に大きく影響しそうですが、何より合法、車検対応を最優先にしてますので、きっちり5R以上で角落とすことにします。
指摘事項はこの2点のみ。
フロントのその他部分や、リアのF430レプリカ部、GTウイングなどOKいただきました!
これはなかなか嬉しい結果です。
その後、その結果を正規ディーラーに伝え、再検査でエアロ部分までOKもらったうえで、その結果を正規ディーラーに伝えてその後の対応を決めることになりました。
ということで、まずは角落とします。
ちょっと余談。
今回軽自動車検査協会でもお墨付きいただきましたGTウイング、キモは翼端板でして、
「翼端板の角は5R以上」
となってます。
半径5mm以上で角を落とす必要があるわけです。
「ボディとの隙間20mm以下?未満?」
ってのもありますが、今回はそこはおいといて・・・
度々アルミ板なんかで翼端板作って、
真横から見て角が5R以上だから合法だと言われてる方を見かけます。
しかし、正面や真後ろから見た時、アルミ板では5Rを確保出来ません。
そして「真横からみた時・・・」なんて決まりもありません。
自分はどの方向から見ても5R以上になるように、翼端板の厚さを10mm以上(12~15mm)にして、正面から見ても5Rを確保するように作ってました。
今日もすんなりOK出たわけですが、せっかくなので聞いてみたところ、やはり正面から見ても5R以上ってのは正しい判断のようで、アルミ板などで厚みが無い場合はその時点でNGなんだそうな。
今までそれで車検通ってたり、取り締まりクリア出来ていたとしても、それは見落とされていたり詳しくなかっただけで、詳しい方相手では車検通らなかったり取り締まり対象になる非合法であることは、知っておくと良いかもしれません。