フーガの和歌山県伊都郡高野町高野山・金峯山寺壇上根本大塔・金堂も少しに関するカスタム事例

こんにちわ(⌒0⌒)／~~
今回は先週の火曜日に早朝から行った高野山シリーズpart７です(⌒0⌒)／~~

根本大塔(こんぽんだいとう)は、高野山真言宗総本山の金峰山寺の壇上にあります(⌒0⌒)／~~
正面の建物は金堂になります(⌒0⌒)／~~

空海が弘仁7年(816年)7月に高野山開創の勅許を得たのち建立に着手し、没後半世紀を経て完成した仏塔です。(⌒0⌒)／~~
根本大塔はこの階段周辺に車を停めないと一緒に撮れません(^_^;)

現在の建物は昭和7年(1932年)に着工し、昭和38年(1963年)完成したもので、16間4面高さ16丈(約50m)の二層の多宝塔様式の塔です(⌒0⌒)／~~
少しでもずらしたらこうなります(￣▽￣;)

中国観光客の添乗員さん気を遣って避けてくれてますけど写ってます(笑)
主尊は、胎蔵界大日如来(たいぞうかいだいにちにょらい)でこれに金剛界の阿シュク(もんがまえに、漢数字の八、その下に横並びで人ふたつ)・宝生(ほうしょう)・無量寿(むりょうじゅ)の四仏を配しています。(⌒0⌒)／~~

見上げながら斜めおちり(笑)(⌒0⌒)／~~
内陣の16本の柱には堂本印象(どうもといんしょう)の描いた金剛界十六大菩薩の仏画があります(⌒0⌒)／~~

根本大塔を支える16本の柱に描かれてる金剛界十六大菩薩とは(⌒0⌒)／~~
金剛薩(土へんに垂)菩薩(こんごうさったぼさつ)・金剛王菩薩・金剛愛菩薩・金剛喜菩薩・金剛宝菩薩・金剛幢菩薩(こんごうとうぼさつ)・金剛笑菩薩・金剛法菩薩・金剛利菩薩・金剛因菩薩・金剛密語菩薩・金剛業菩薩・金剛護菩薩・金剛牙菩薩・金剛拳菩薩になります(⌒0⌒)／~~

また16本の柱に差さえられた大塔の中の四隅に大師・空海を含む『真言八祖像』もあります(⌒0⌒)／~~
『真言八祖像』は、1.竜猛菩薩(りゅうみょうぼさつ)2.龍智菩薩(りゅうちぼさつ)3.金剛智三蔵(こんごうちさんぞう)4.不空三蔵(ふくうさんぞう)5.善無畏三蔵(ぜんむいさんぞう)6.一行禅師(いちぎょうぜんし)7.阿闇闍梨・恵果(あじゃり・けいか)8.弘法大師 空海の八像です(⌒0⌒)／~~

一説では善無畏三蔵と、一行禅師の代わりに大日如来と金剛薩(土へんに垂)(こんごうさった)を加えた『不法八祖』というものも伝わっています(⌒0⌒)／~~

上述したように、真言密教には金剛界と胎蔵界とに分かれていますが、この根本大塔ではこれらの世界が１つになって表現されています。分かりやすく言いますと、大日如来だけ金剛界に御座す仏様で、残りの仏様は全て胎蔵界に御座す仏様になります(⌒0⌒)／~~
以上の様な理由から、この根本大塔には大使・空海が創造した真言密教の世界が余すことなく表現されてると言えます。(⌒0⌒)／~~

今回は高野山シリーズpart７の和歌山県伊都郡高野町高野山にある高野山真言宗総本山の金峰山寺の壇上にある根本大塔をバックに撮りました(⌒0⌒)／~~