レンジローバーのクラシックレンジローバー・レンジローバークラシック・R380・MTに関するカスタム事例

ほとんどのクラシックレンジ乗りの方には全く参考にならないR380のお話です。
私のレンジ、走行距離が19万マイル=30万キロほど走っているご老体で、シンクロもちょっと怪しくなってきています。運良く95年式位のディフェンダーに搭載されていたと言われる低走行のR380ミッションを譲ってもらえたので、載せ替えればいいかーなんて簡単に考えておりました。
で、やっと重い腰を上げて、忙しい中、豊橋のショップに持ち込んで、クラッチのOHのついでに載せ替えをお願いしておりました。
ショップからメールが来たので進捗連絡かなと思っていたら、何とトランスファー側の形状が違うため、取り付けできないとのこと…

これは拾い画ですが、ディフェンダー用のR380です。
見比べてみると、ぱっと見違うところ、現物比べないとわからないところとあります。
まず、シフトノブの位置が全然違う。
今までディフェンダーに乗ってたんだから気付けよって話なんですが、レンジの方がトランスファー寄りの位置にあります。

これも拾い画ですが、ディフェンダーはこう。
シフトノブの付け根が奥、というかエンジン側で、トランスファーのノブが手前です。

そして、決定的な事を忘れていました。
レンジはトランスファーがLT230ではなく、ボルグワーナー製。
そのため、写真の赤枠のエクステンションケースといわれる部分の形状が違います。
そのために、簡単に取り付けはできないという結論に…
ニコイチにしてなんてちょっと思ったりもしましたが、コロナ感染で人手不足とディフェンダーの入庫で大忙しのショップに無理を言うのも悪いので、今回はクラッチのOHのみしてもらいました。
しかし、思い込みというものは怖いものです…
エンジン、ミッションが一緒でもポン付けできないという、全くタメになるようなならないようなお話だした。

追伸
R380を欲しい方がお見えでしたらお譲りします。
円高になったら、ちゃんと適合するやつを輸入します…
他にもう一点、適合が怪しそうな部品があるので、そちらもどうなることやら…