GRヤリスのパンデムキット・板金部長より・塗装部長も参画に関するカスタム事例
2021年09月30日 12時34分
板金部長から作業の進捗報告がありました。
本日は塗装部長が各種パーツに細かな巣穴が結構あるようでパテ処理で穴埋めをし、その後サンディング。
パーツの量も半端ない数。。
一日仕事となりそうな感じです。
私がサラリーマン時代、自動車部品の試作業務をしていた時、FRPで色んな試作品を作りました。
当時の上司から教えて貰ったやり方は以下の工法でした。
逆型へ離型剤を塗布した後、ゲルコートを刷毛で塗っていくのですが、一度に厚く塗ったり角部へゲルコートが溜まると硬化する際、発熱で気泡が出来ちゃうんです。
絶対やっては行けないこと、それは型へゲルコートを流し込むこと。
これが気泡を生む要因です。
兎に角、刷毛塗りが基本。
そう教わりました。
発熱させないために対象物へ扇風機で風を送ったり。。
作業はエアコンが利いた室内でやっていました。
先人の方々が気泡、変形させないためのノウハウがあるんだなと当時感じました。
1回目は出来るだけ薄く下地が出る位で半硬化。
ゲルコートを指で触って指紋が付く程度となったら2回目の塗布。
その時も薄い膜厚で塗っていたな。。
如何に熱を発生させないようにするか?が巣穴防止と離型した時の製品の変形を防ぐことができると教わりました。
17年前はそんなこともやってましたけど、
今は材料やら工法も変わったのかもしれません。
本日は車体側は手を付けれず。
とのことでした。
こんなイメージのものとか、
こういう感じのものを作ってました。
あの頃が懐かしい。。