147のフルチューンレース車輌エンジンシェイクダウンに関するカスタム事例
2023年10月25日 17時57分
20年以上前にアルファロメオのワークスと日本のチームが開発とドライバーに当時のトップレーサーを迎えスーパー耐久「N+」というチューニングの上限無しのカテゴリーに2年程参戦していた二台の内の一台と思われるフルチューンされたエンジン、ミッション、吸排気を軽い気持ちで買ってから半年
予算的にフルコン制御で回してたこの車輌を純正ECUで回す選択しかない為無理を言ってなんとか動くように試行錯誤してもらう
エンジン載せ替えからほぼ全てポン付けなどマウントぐらいしか出来ず全て加工
毎夜毎夜夜中までの作業の最後に乗り越えられ無さそうな大問題が発覚するも皆さん、特にT氏の粘りと閃きでなんとか純正ECUでこのフルチューンエンジンを始動するまで漕ぎ着けましたが作業の先が見えない中次々訪れる天国と地獄、膨れ上がる費用、個人的にもう2度とあの時間は味わいたくは無いです
そこからサーキットの全開走行や一般道の渋滞で「壊さない」為に限られた範囲でしか出来ない自分なりのトライ&エラーがまた長く、「乗らな悪い所がわからん」「乗ったら壊れるぞ」と180度真逆の事を言われ続け、何度もレッカーや危うくエンジン全損のトラブルに見舞われましたが、それでも何とかいつも致命症は免れてこの夏の極悪な気温も少し落ち着いた某日、「アルファロメオお楽しみ倶楽部」のお仲間であるいろいろな面での恩人ミト乗りのカズ氏からサーキット走行のお誘いを受け
ついに
行って来ました
半年ぶりのフルコース
何気に車の事よりもサーキット走行どころかマニュアル車の運転を殆どして無かった自分があの全開速度でのコーナリングが信頼しきれない車で出来るのかが最も不安要素でした
ワインディングが楽しい以外に速さに関して特筆する所が無いこの終わりかけだったエンジンが、お気楽予想の倍以上の予算を注ぎ込みサラブレッドの中でもダービー馬並の心臓部を移植されたらどうなるのか?
9000回転まで回るはずのレブリミットを純正ECU制御の為6750回転程で頭打ちになるこんな中途半端な仕様で果たして速くなるのか?
新生イタリアのマーチみたいな買い物車の
シェイクダウンスタートです▶️
う
先週何度目かの冷却水の全入れ替えをやったからか気温が下がったからか水温油温は予想よりも低く安定
4000回転程回す
純正ECU制御の為低いアイドリング回転数による際立つバラつき
ここ一か月以上はRSにかかりっきりで放置してあって全く乗って無かった為、バッテリーがほぼ死にかけ
サーキットへ向かうサービスエリアへ立ち寄って再始動させようとしてもエンジンかからず、、危うく土壇場でJAFさんのお世話になりそうでしたがなんとかかかって時間ギリギリで給油も出来ず到着、おそらく30分ぐらいは走れそうな残燃料
前回投稿でwest氏からアドバイス頂いたプラグコードの件、その後レースカーで使われていた156用を落札して交換はしてみたものの今回の全開走行には夏場試走を繰り返して一応は耐えて壊れる事の無かった純正のイグニッションコイルとプラグの取り回しで臨みました
アドバイスありがとうございます
いずれまた使う日が来ると思います
激安ですがアドバイス頂いた吐出量の多いインジェクターは使用してます
そしてついに
壊れたのか??
コンビニの緩やかなスロープでインアウト同時に砕け散るガラス製のドラシャや荷重がかかってないイン側の縁石に乗っただけで真っ二つに割れるハブは??
マルチなシリンダーでミスファイアしまくるエンジンは回して大丈夫なのか??
何よりもちょっとは速くなったのかよ?????
この思いつきに関わって下さった全ての方々に感謝します🙇♂️
ありがとうございました
次回「スタートなのか終了なのか」
需要ありますか?(^ω^)