360モデナのタイミングベルト交換・整備記録・DIYに関するカスタム事例

タイミングベルト交換作業、続きです。

タイミングベルトを外すまでもが苦難の連続。

掛け替えた後も、苦難の連続…
あととんでもない事実の発覚。

クランクプーリーをロックし…

あっ、マーキング忘れてた💦

テンショナーベアリングは音を出していました。
ヒルエンジニアリングのが付いていたので、少なくともこれまでに一回は交換されているタイミングベルト。

ヒルエンジニアリングのが付いている事からディーラーでの交換ではなさそう

実は、最初の写真で、気付く人はいるかもしれない。
部品取り付けのミスがあっているのです。
しかも結構致命的なミスです。

このミスを発見できただけでもこの作業の意味はありました。

お気づきになられただろうか…

この部品、油圧テンショナーです。
伸びきっていますね。まぁこれは仕方ないです。

右バンクにはこの様に
ゴムのブッシュが入っていない部品が付いています。
一方左バンクにはゴムブッシュが入っていて、改良部品が出ています。部品番号だけでも２つ出てきます。

左右逆に取り付けられていました。部品番号の刻印がないので間違いやすいのでしょうか。

⚪︎ローリーさんの動画でも工場長が発言していますが、左右逆に付けると最悪ベルトが飛ぶらしい…

買ってガレージに押し込んでろくに乗らなかったのはかえって良かった可能性も。

そんでテンショナーのクリアランスを調整するのですがここでも落とし穴。

このクリアランスね、
一晩放っておくと数値変わりますよ。

2.0ミリに左右調整したはずが、一晩おくと1.5ミリまでに狭くなっていたりします。狭くなるのは具合が悪い。ベルトに負担がかかる。

油圧テンショナーは動きが遅いんだろうか。ゆっくり縮こまっていくパターンか。

テンショナープーリーのボルトを規定トルクで占めただけでも数値が変わります。
結構大変です。

この調整だけで3日要しています。
無駄にこだわって、クランクも数十回回して
クリアランスを1.95ミリに調整を試みている(根拠ナシ)こともありますが
これからタイミングベルト交換される方は注意してくださいね。

何にせよ時間のかかる車。
ガレージに置いて触るのにはうってつけです。

さぁ、明日は色々元に戻します。
やっと折り返しです。