ミラジーノのロアアームブッシュ交換・ダストブーツ交換に関するカスタム事例
2018年05月19日 19時11分
劣化したロアアームブーツを交換しました。
中古車で買ったクルマですが、果たして一度も交換していないのか…ブーツはひび割れて中のグリスが漏れていました。これでは車検アウトです。
スタビを取り外し、ロアアームとナックルの結合をプーラーで外した後ブーツをこじって外します。
ナックルからロアアームを外してしまうとアームの踏ん張りが効かないため、ブーツは先にこじって緩めておくとよいでしょう。
この状態でロアアームとブーツの隙間にマイナスドライバーを当ててハンマーで軽く叩くとブーツは抜けます。
真っ黒になった古いグリスを拭き取り、リチウムグリスを充填したあと新しいブーツを取り付け。
本来なら筒状の専用工具でブーツを圧入するのが筋なのですが、ゴムを傷つけないように周囲をプライヤーで挟んで入れてもなんとかできます。あの専用工具は高価ですし…
あとはナックルに結合しナットを締めて組み立て完了。
ロアアーム作業中は切り離したナックルが後ろへ引っ張られるテンションが常にあって邪魔になるので、フロアジャッキでナックルを軽く下から支えると楽です。
最後にスタビを取り付け、恒例の1G締めで完成です。